宮崎県で発生している家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)発生(疑い例も含む)は1市2町の76農場に拡大し、殺処分される牛と豚は計7万8800頭になった。(写真は本文と関係なし)
ハルミ、大野も焼き殺された~(悲)
ハルミって誰?
牛達の名前である。
大量飼育生産のブロイラー鶏に1羽1羽名前を付けてる生産者がいるか知らないが、食肉牛、乳牛など家畜牛には、一頭、一頭、日本人と同じステキな名前が付いています。
牛達の冥福を祈るとともに生産者や関係者の苦労を案じ、お見舞い申し上げます。
現時点5/13で8万頭近くの殺処分牛がいることに驚くとともに、テレビ、新聞報道や情報が異常に少ないのにも驚いてます。
鳥インフルや狂牛病騒動の時のような、風評被害や経済損失を恐れての報道規制なのでしょうか?
ネットを中心としたデマが氾濫してきて、よけい心配になります。
宮崎県の黒毛和牛は円ジョイは大好きです。霜降りのステーキや焼肉は世界最高水準にあると思っています。
現に「和牛のオリンピック」とも言われる全国の和牛品評会で、宮崎牛が主要9部門のうち7部門で首席(1位)を占めたそうです。
生産者や関係者の努力の結晶ですネ、いや努力だけじゃだめです、利益を生む経済商品には、違いないですが、私達と同じ生き物なのです。そう!牛に対しての愛情の賜物です。
生れたときから大事に育て、子牛になると名前を付けます。
牛の名前は母牛と父牛の名前にちなんだものが基本。 母「とよふじ」×父「大野」の場合は、「とよ」「ふじ」「大」「野」を組み合わせるのが理想的。(関係者談) そうすると、名前を見ただけでだいたい血統がわかるわけですが、似たような名前が多くなり考えるのも大変です。
そこでJAや畜産団体が、「子牛に名前を付けよう!」、子供達に名付け親に、なってもらおう!というイベントをやりました。
日本全国からカワイイ名前が集ったそうです。
当然、動物園や家のペットと違い、いつか食肉として自分の口に入ることを知ったらショックを受けるかもしれないけど、それが命の教育であり食育ですので、とてもいいことだと思います。
しかし今回の政府や農水省の対応は最悪としかいえません、この時代、どこで、動物性流行性伝染病が発生してもおかしくない世の中ですが、
この感染の数は対応の不作為としかいえません!
閣僚や幹事長は、選挙が近いため自分のことしか考えてないのでは…
緊急事態ですヨ
外国なら、総選挙延期やワールドカップ中止事態に発展するほどの大ニュースなのヨ(今回はオーバーな表現じゃないヨ)
実際、2001年にイギリスで約2000件の口蹄疫感染が確認された時は総選挙を1ヶ月延期して国会議員総出で、対応したんですヨ!
そして
FIFAワールドカップを控えた韓国で2002年5月2日から同年6月23日までに韓国京畿道や忠清北道の都市で16件の発生が確認された。この時点で約16万頭の牛が殺処分された時、ワールドカップ中止も検討されたけど、日本韓国共同開催だったため、日本は「牛の病気ぐらいで…」とバカにして無事開催されたのよ(笑)
狂牛病とは違い、人に影響ないと言われてますが、全世界の牛が発症するかもしれない伝染病です。
パニックも恐いがもう少し緊張感もって欲しい!
比較的、口蹄疫をわかりやすく注意勧告してる長野県のホームページ
http://www.pref.nagano.jp/nousei/tikusan/eisei/fmd/fmd1.htm 宮崎県ホームページや農林水産省ホームページはわかりにくいので。