■「家族ゲーム」「失楽園」、森田芳光監督が死去
(読売新聞 - 12月21日 10:36)
「家族ゲーム」「失楽園」など数々の話題作を手掛けた映画監督の森田芳光(もりた・よしみつ)さんが、20日午後10時15分、急性肝不全で死去した。
61歳だった。
成城東宝の助監督時代から彼のファン、初期はピンク映画を撮っていたが、若手二つ目落語家をリアルにコメディーにした「の・ようなもの」でメジャーに、なり松田優作「家族ゲーム」で我々は彼の作品のとりこになったネ
彼と親しく話すようになったのは、円ジョイが1985年から成城で始めたアンティークカフェ「舞古堂」である。
撮影所も近いので、監督、演出家、小道具さん、俳優なども時々顔を出す。森田監督は、円ジョイより10歳も上だが、かっこいい気さくなお兄ちゃんの感じで、古道具に囲まれた小さなカウンターで語りあった。
今、彼の作品で一番の思い出は、東宝の1991年の作品「おいしい結婚」である。
斉藤由貴、唐沢寿明主演のバブリーなライトラブドラマだが、彼がこの台本を書いてるとき、円ジョイは、お客様と恋に落ち、ちょうど彼女の実家(山口県防府市)に結納に行ったことを彼と飲みながら話したことがある。
映画の内容は大分違うが、映画「おいしい結婚」でロケ地の防府の毛利庭園で結納をあげた所と、その後、緊張感から逃避して、近未来的な「防府けいりん場」で初ケイリンギャンブルをしたエピソードが、実際使われたのがビックリだった。
円ジョイは、その後、彼女と結婚して、二人で店を小さな洋食屋を開店、、この映画の出演者の
三田佳子、斉藤由貴、小林稔侍、橋爪功さん達も来店していただいた。
まさしく映画「おいしい結婚」のようでした。
しかし、おいしい料理も、アツアツの結婚も時間がたつと冷めるのである。
バブルもはじけ、おいしい結婚もはじけてしまった。
今年は、心機一転、新店舗を出したが、やはりとても厳しい時代だ!
とても寂しい年の瀬だ!
円ジョイが影響受けた人達の訃報が続く…
酒の量が増える…
森田監督も酒が原因かな?
やすらかにお眠り下さい(合掌)
「おいしい結婚」
ストーリー
夫に先立たれ、質屋を経営する美栄子には、適齢期を迎えた一人娘・のんがいた。のんに幸せな結婚をしてもらいたいと願う美栄子は、亡き夫の親友・山内、小野、田宮の三人組に相談し、のんに縁談を持ちかけるが、見合いが自分の結婚観に合わないと思っているのんにとっては有難迷惑。彼女は見合いを断る口実として、苦しまぎれに好きな人がいると言ってしまう。ぜひ会いたいと美栄子や三人組にせがまれたのんは、会社の同僚の保に臨時の恋人役を頼み込む。保はしぶしぶ美栄子と三人組のもてなしを受けるが、意外やこれが大好評を呼び、のんと保の仲は急速に発展していく。実は二人も互いに好意をもっていたという下地があり、保の積極的なリードもあって、ついに本物のプロポーズがなされた。心から娘を祝福し、自分の結婚式に楽しい思い出の少ない美栄子は、娘には最高のメモリアルになる結婚式を挙げさせたいという思いがあった。張り切る美栄子は、さっそく保の父・重樹に会うが、重樹は二人の結婚にあまり関心のない雰囲気を見せる。一方、当ののんと保は、結婚式の準備でモメるばかりで、あげくの果てには自分たちの結婚式がうまくいくのかという悩みを抱えてしまう。そして、美栄子がやっと重樹の結婚に対する負い目をとり払ったころ、会社の同僚の結婚式に出席し、その現実に失望したのんが突然披露宴をやめたいと言い出した。これには保も同意見で、マニュアル風の結婚式でなく、出席した人に本当に喜んでもらえる心のこもったものにしたいと若い二人は確信したのだった。そして、小雨が舞い散る広い高原にて、出席者の心がひとつとなった素敵な野外披露宴が行われるのだった。
(読売新聞 - 12月21日 10:36)
「家族ゲーム」「失楽園」など数々の話題作を手掛けた映画監督の森田芳光(もりた・よしみつ)さんが、20日午後10時15分、急性肝不全で死去した。
61歳だった。
成城東宝の助監督時代から彼のファン、初期はピンク映画を撮っていたが、若手二つ目落語家をリアルにコメディーにした「の・ようなもの」でメジャーに、なり松田優作「家族ゲーム」で我々は彼の作品のとりこになったネ
彼と親しく話すようになったのは、円ジョイが1985年から成城で始めたアンティークカフェ「舞古堂」である。
撮影所も近いので、監督、演出家、小道具さん、俳優なども時々顔を出す。森田監督は、円ジョイより10歳も上だが、かっこいい気さくなお兄ちゃんの感じで、古道具に囲まれた小さなカウンターで語りあった。
今、彼の作品で一番の思い出は、東宝の1991年の作品「おいしい結婚」である。
斉藤由貴、唐沢寿明主演のバブリーなライトラブドラマだが、彼がこの台本を書いてるとき、円ジョイは、お客様と恋に落ち、ちょうど彼女の実家(山口県防府市)に結納に行ったことを彼と飲みながら話したことがある。
映画の内容は大分違うが、映画「おいしい結婚」でロケ地の防府の毛利庭園で結納をあげた所と、その後、緊張感から逃避して、近未来的な「防府けいりん場」で初ケイリンギャンブルをしたエピソードが、実際使われたのがビックリだった。
円ジョイは、その後、彼女と結婚して、二人で店を小さな洋食屋を開店、、この映画の出演者の
三田佳子、斉藤由貴、小林稔侍、橋爪功さん達も来店していただいた。
まさしく映画「おいしい結婚」のようでした。
しかし、おいしい料理も、アツアツの結婚も時間がたつと冷めるのである。
バブルもはじけ、おいしい結婚もはじけてしまった。
今年は、心機一転、新店舗を出したが、やはりとても厳しい時代だ!
とても寂しい年の瀬だ!
円ジョイが影響受けた人達の訃報が続く…
酒の量が増える…
森田監督も酒が原因かな?
やすらかにお眠り下さい(合掌)
「おいしい結婚」
ストーリー
夫に先立たれ、質屋を経営する美栄子には、適齢期を迎えた一人娘・のんがいた。のんに幸せな結婚をしてもらいたいと願う美栄子は、亡き夫の親友・山内、小野、田宮の三人組に相談し、のんに縁談を持ちかけるが、見合いが自分の結婚観に合わないと思っているのんにとっては有難迷惑。彼女は見合いを断る口実として、苦しまぎれに好きな人がいると言ってしまう。ぜひ会いたいと美栄子や三人組にせがまれたのんは、会社の同僚の保に臨時の恋人役を頼み込む。保はしぶしぶ美栄子と三人組のもてなしを受けるが、意外やこれが大好評を呼び、のんと保の仲は急速に発展していく。実は二人も互いに好意をもっていたという下地があり、保の積極的なリードもあって、ついに本物のプロポーズがなされた。心から娘を祝福し、自分の結婚式に楽しい思い出の少ない美栄子は、娘には最高のメモリアルになる結婚式を挙げさせたいという思いがあった。張り切る美栄子は、さっそく保の父・重樹に会うが、重樹は二人の結婚にあまり関心のない雰囲気を見せる。一方、当ののんと保は、結婚式の準備でモメるばかりで、あげくの果てには自分たちの結婚式がうまくいくのかという悩みを抱えてしまう。そして、美栄子がやっと重樹の結婚に対する負い目をとり払ったころ、会社の同僚の結婚式に出席し、その現実に失望したのんが突然披露宴をやめたいと言い出した。これには保も同意見で、マニュアル風の結婚式でなく、出席した人に本当に喜んでもらえる心のこもったものにしたいと若い二人は確信したのだった。そして、小雨が舞い散る広い高原にて、出席者の心がひとつとなった素敵な野外披露宴が行われるのだった。
今 ウェーブで 森田監督を 調べました。
私が 印象に残る森田監督の作品は バカヤローです。あの時代に この作品は 共感と問題点を 残しながら 最後は バカヤローで 終わってしまうんだけれど。懐かしいです。現代だと もっと掘り下げた作品に できるのかなぁ。全作品 見ていないのだけれど
まだ 家族ゲーム それから 見ていない 私です。最近だと 模倣犯 面白かったです。
森田監督 まだ お若いと思うのですけれど~
ご冥福を お祈り申し上げます。