円ジョイ師匠とセタッシーの時事ネタ

カラクリ師匠人形とセタッシーアンドロイドとトニー志茂の時事ネタ掘り出し物エンターテイメント

賢い患者になろう2 (秋の3連休のトリ噺)

2007-10-08 14:21:07 | 食と健康(生涯現役)
硬い医療の話が続くので、息抜きに小噺。

「この3連休はどうなされるんですか?」
「草津にしようか、別府にしょうか検討中なんですヨ。」
「温泉ですか、いいですね~うらやましいな~」
「いやニューヨークです。」
「え!海外旅行!?ですか?」
「あ、いえ入浴剤の話です。」 (笑)

と、ま~、自宅でのんびり風呂つかって1杯なんて方も、読者の中においでかもしれませんが、昨日の続きの医療の噺の1席、お付き合い願いたいと思います。

高額機器検査はMRIだけじゃなく、女性なら、乳がんの早期発見に使うマンモグラフィーとか、今は、だいぶ一般的になった、超音波映像検査、妊娠中の胎児の観察(初めての記念写真が撮れるエコーは有名)
このエコー装置は、進歩普及し検査料金も安くなりました。今回の私のMRI検査のあとに連続して、エコー検査をしました(♪私の腹は出てますが、そこに胎児はいません。妊娠なんかしてません♪千の風になって風に歌ってみて!笑)
このエコー検査は高性能で血管の内部を拡大映像にすることも出来て、血管内のプラーク(こぶ)を発見出来たり、下水道管が詰まるような血管の詰まり、コレステロールが付着してる画像が見れるのである。
これは検査中に患者にも画像がリアルタイムで見れるため、MRIとは違う意味で怖いのである。私は不安から検査技師さんを質問攻めにして、「しゃべると画像がぶれますので、黙ってて下さい!」と怒られました(笑)
ごもっともだけど、だってコエ~んだもん。(オチはエコーもコエー笑)
モチロン検査後、検査技師さんは診断的の話は、医者から後日ですが、機器や技術的な質問、疑問には、やさしく答えていただきました(関東中央病院の人はみんなやさしい)
このような検査の連続(検査トライアスロン笑)はつくづく健康じゃないとキツイなと思います。(ここは笑いじゃなくマジ)
ですので自覚症状が出て体力の落ちてから検査を受けるよりも、日ごろ元気な時の定期検査の重要性が改めてわかります。
ここで昨日、投稿中に気づいた《賢い患者になるため》の知恵。
高度先端医療の現代、医者は検査数値だけで、患者の顔色、表情、目つきとかを観察しなくなった、と書きましたが、医療界にも唯一、ハイテク機器を使わなく格安で手軽に医者が肉眼で血管を観察できる方法と人体の場所があるんです。
もちろん。メスで切り開いて見ることではございません。どこでしょう? 答えは1行後。
ハイ答え, それは目(眼球)です。眼底検査という診断方法です。
眼底は人体の中で血管の状態を透かして医師が肉眼で直接観察できる唯一の場所です。
そのため動脈硬化やメタボによる血管の異常を見つけることが出来るんですネ。
それだけじゃなく、緑内症はじめ視神経の異常はもちろん肝硬変などの黄疸なども白目に表れるし、うつ病などや薬物障害、中毒症状も目の動きに出ます。
ですので、私ども賢い患者連(笑)は大病院行かなくとも、どこの町の眼科でも眼底検査は格安、手軽に出来るので、目や体の異常なくとも1年1回目医者で検査しましょう。
それに付随して眼科業界?にも一言。
眼科は大病院では花形医療でないのか、どこでも端っこスペースにあり予約なしでも受診できるマイナー感が漂っています。(笑)眼科医のステータスも外科、内科
医等に比べると低い感も否めません。(街のコンタクトレンズ屋に付随した眼科とかもあるし)
しかしこれからは違います。
目は心と体の状態を一番表現する場所です。体の病、心の病を診断する最高の場所です。患者の目(表情)を見ることのなくなった他分野医療をリードする最初の医療検査窓口に眼科を昇華してもらいたいと思います。
医者をめざす若いエリート諸君には,是非、新しい眼科のスタイルを創っていただきたいと思います。(私も、もう少し若く、もう少し学力あり、もう少し経済力があれば、そういった患者の立場に立った目と表情の観察から始まる総合医療眼科医を目指すのに。残念! 笑)
ちなみに今の私は総合エンタメ落語家を目指して修業中です(笑)
医療に関しての独り言は、しばらくここでお休みしようと思いますが、情報や感想がありましたら、書きこみ、メールいただけたらと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。