BlueTiaraの世界

乙女デザインで創る、ロートアイアンの魅力をお伝えしています。HP:https://blue-tiara.jp/

換気は大切

2006年01月16日 | 私達の創る家って
気密住宅で換気は、とても、とても大切です。
気密だからこそ、換気の意味があります、
計画換気ですからね。

計画換気は計画通りに換気が出来るシステムです。
計画通りとは外気の入る量と出る量の計画数値です
この前提となるのがすごく、大切な気密です。

そしたら、気密とか・・・
壁面1m2当たりどれだけの隙間(穴)が
あいているかを示す値です。
一般的には気密係数(壁面1m2当たりの隙間)は
1~3cm2/m2程度を高気密住宅と呼んでいるようです。
この数値以上の隙間がある場合、そこから外気が入り
計画が狂います。昔で言えば、
どこからか隙間風が入って寒い思いをした覚えは
ありませんか?これを無くすことなんです。
今の技術でどんどん高気密が可能になって来たんです。
当社の気密係数は通常1.6cm2/m2になります。

次世代省エネルギー基準では1時間あたり0.5回以上として
2時間で建物全体の換気を1回総入れ替えする計算です。

数値は決まっていますが。
どのような機種で換気をするかがまた、問題です。
換気には基本的に3種類の換気方法があります
・第1種換気システム
・第2種換気システム
・第3種換気システム
の単純すぎる名称の換気システムです。

・第1種は・・・
給気は機械式
排気は機械式
どちらも機械で外気を入れたり出したりしています。
熱交換機などを設けて高性能な換気システムが造れます。

・第2種は・・・
給気は機械式
排気は自然排気
これはすごく特殊で現実的に「OMソーラー」が唯一かな?

・第3種は・・・
給気は自然給気
排気は機械式
当社の標準仕様品です。
http://www.jbeck.co.jp/products/kanki/dutch_man/index.html
こちら参照に見てください。

今は設置する義務がありますので、しっかりとした物を付けて
また、受け皿の建物も気密を取らないと、計画換気とは・・・
言いません。

気密の家じゃ・・・息苦しいと聞いたりします。
また停電したら、機械が止まって息苦しくなる?とか
メーカーからはダメだと言われるかも知れませんが・・
窓がありますよね、春先や秋、また夏でも冬でも
窓は開けられるんですから・・・
停電したら、窓開ける

寒ーい冬、暑ーい夏に、この家の性能が発揮されますよ。

換気システムで更に良いことがあります、稼動していると、
家の匂いがしません、また埃もたまり難いです。
気流の流れと一緒に外部へ流れて行くんです。


結露の季節

2006年01月14日 | 私達の創る家って
この冬の季節
朝、目覚めて、窓を見るとガラスに水滴が付いている
これが、結露

壁や屋根をいくら高性能の断熱材で覆い隠しても、
一番、熱の移動が大きいのが「窓」です
暖めた熱が窓から逃げる。
冷やした熱が窓から逃げる。

冬は内と外の温度差で
ガラスの室内側に表面結露として現れます。

夏は内を外の温度差で
壁の内部の外壁側で内部結露(逆転結露)が起こります。

夏の結露は外断熱で防げます。

冬の結露は窓・ガラスの性能で決まります。
外気の温度を如何内部に伝えないかが問題です。
通常窓ガラスに結露が出るのは、シングルガラスです。
結露が付く風景はコップと同じですよね!
熱を伝えない方法は・・・
ガラスでは・・・
・2重ガラス(ペアガラス)
(2枚のガラスの間に空気や真空などの中間層をつけたもの)
サッシュでは・・・
・アルミより木製で木製より樹脂が熱を伝えるのが下手です。

大切な窓
窓は熱の移動以上に、景色や光など家の中を明るくしてくれる
無くてはならない物です。
すべてに樹脂サッシュですべてペアガラスが
当然の当社の標準仕様になります。
(標準は仕様はペアガラスLow-E+アルゴンガスです)

このように、結露を作らないこと、は、出来るんです。

今回は外断熱に大切な
・断熱
・高性能サッシュ
でした、でもまだまだ大切な物
・気密
・換気
もありますので、また書いていきます。

結露が出来て一番喜ぶのは・・・
ダニやカビそれに腐食菌たちです、
そして子供たちは・・・
これが原因でアトピー性皮膚炎などの症状がでる子供が
とても多いですよ
シックハウス(化学物質過敏症候群)同等に
問題があると思います。

私たちが変えていかなければ・・・
また、変えていけるんです。
もう窓ガラスにタオルなど置かなくて良いんですよ!


魔法瓶は魔法ではない

2006年01月13日 | 私達の創る家って
外断熱工法の外は言葉のごとくに内と外の外のことです
次の断熱は熱を断つことになるんですね、

そしたら、頭に家を付けると
家の外に熱を断つ工法なんです。

内と外の違いは家の内側と外側の違いで
内側に断熱材(色々な材種があります)を使うと基本的に
柱や筋交いなどの構造体に断熱は貼れません・・・
外側(こちらも材種はたくさんあります)にすると
窓やドア以外はすっぽりと断熱材を貼れます。

断熱は熱を断つことですから・・・・
例えば、冬寒い時は暖かくしますよね、スキーの服みたく
すべてと隠して暖かく隙間無く、そうすると暖かいです。
でも、これが隙間があって、そこから風入ったり・・・
これでは寒くなり断熱とは言えません。

家も同じ事です。
外側から簡単に断熱材を隙間無く貼り、
家の中はどこに居ても寒くない、
室内で温めた空気は魔法瓶効果で暖かいのが長く続きます
これは、外断熱の最大の効果の省エネルギーです。
少ないエネルギーで最高の効果を出してく事ができます。

でも、この断熱材だけで出来上がる訳ではありません
・窓は結露のない樹脂製のペアガラスが必要です。
・基礎の断熱も必要です。
・通気性のある断熱材EPSと言えども、結露対策も必要です
・屋根の断熱は壁の断熱より重要で、ここの処理は大事!
など、ここまでやらないと意味がありません。

当社ではこの外断熱工法の建物を標準仕様で創っています。

是非・知ってください、暖かい家があることを・・・
是非・体験してください、暖かい家の空間を・・・
是非・住んでください、暖かい住まいにご家族と・・・


夏の家では、断熱ですから外の暑い熱を断ってくれます。
暑い日に家に帰ると、「スーと」外との温度差を感じます、
冷房をつければ、同じ原理で少ないエネルギーで家の内を
涼しく保ってくれます。


外断熱工法

2006年01月07日 | 私達の創る家って
当社では、全ての建物の外側に断熱材を貼り、
室内空間の温度差をなくします。

一昔の家は居間だけとかの局所断熱でした・・・
なので廊下に出れば寒いし、トイレも寒いお風呂も・・・
また、朝方は窓にはすごい結露で濡れてしまい、
不衛生です。

古来日本の家は夏を旨としてきましたが、
現代は冬を旨とすべきに変えて行きたいです。

外断熱の家では家の中は一定温度
(高低の温度差はあります)ですし
窓の結露もありません。
外壁は外断熱工法でも塗壁で実現しています。

詳しくはまた、お話しします。