●「山おんな壁おんな」第2話「ピンクのブタ！？」
春ドラマほど低調ではないものの、そんなに見応えのあるドラマが
あるわけでもなく、気付けば、役者さんの仕草や表情を楽しみに
ドラマを見ています。
まずは「山おんな壁おんな」。展開はよくあるパターンですよね。
今回は、不倫のネタ振りをしておいて、毬谷まりえ（深田恭子）が、
ソレを思わせる行動をとる。青柳恵美（伊東美咲）が、勝手に勘違いして
ひと騒動。で、実は不倫ではなく、奥さんにプレゼントする下着の
アドバイスだったっていう（かなり無理はあるけど・笑）。
とにかくこのドラマは、伊東美咲さんの表情が楽しい。
初回のボタンをノドに詰まらせた時の、口の開き具合、最高でした（笑）
今回は、不倫疑惑の田村部長（谷原章介）に、「プリン」と言って
反応を見てる辺り、そして田村部長の奥さんが来て、
うまく取り繕うとして、アタフタする表情の変化、よかったですわ。
かたや毬谷まりえ（深田恭子）にはさほど興味はなく、
個人的には山でも壁でも谷でも何でもいいんですが（笑）、
バッグを擬人化して、早くお嫁に行かせてあげるからねっていうセリフは、
素敵だと思います。
ああいった商品や仕事に対する愛情・姿勢は、いくらドラマであっても
見ていて心地いいもんです。
●「山田太郎ものがたり」第2話「潜入メイド大作戦」
「花より男子」と同じようなタイプのドラマかと思いきや、
随分と味わいが違って、いい意味で期待を裏切ってくれました。
もの静かなイメージしかなかった、多部未華子がいいですね。
「読売新聞」のCMで気になって、何作か映画・ドラマを見たんですが、
個性的な顔で、存在感ありますよね（笑）
「パパムス」の新垣結衣は、誰もが認める美少女だと思うんですが、
多部未華子って、何割かは異論を唱えそうな美少女じゃないですか？
この手の顔は一度好きになるとクセになります（笑）
山田太郎（二宮和也）のマニキュアに気付いて、２度見する辺りや、
太郎を追って、御村家にまで来て、妄想を繰り広げる、
メイド姿の太郎を、勝手に前向き解釈するところなど、
表情豊かで見ていて飽きない。
コメディに、こんなに馴染む事も予想外でしたよ。
妄想系夢見る少女・池上隆子（多部未華子）、そして自然体の太郎、
物静かで不思議タイプの御村託也（櫻井翔）という、
3人のバランスもいいですね。
●「パパとムスメの7日間」第3話「大人はマジ大変」
ドラマで入浴シーンがあると、視聴率が上がるらしいんですが、
このドラマほど、必然性のある入浴シーンも珍しい（笑）
いつかは、ママに見つかってしまうんでしょうか（汗）
全7話と聞いたんですが、もう残り4話、勿体ない気がします。
館さんの女子高生素振り、新垣結衣さんのおじさん仕草、
かなり慣れてきてるのに残念。
このドラマの魅力は、勿論この２人の入れ替わりによる「不具合」
なんですが、立場が入れ替わった事で、見逃しがちな事を、
単純に見せてくれるところも、人知れず泣いてしまってる（笑）
ひとつの要因です。
今回は、闘病中の父親を見舞ってこいと、部下の中嶋（八嶋智人）に
進言する、川原恭一郎（中身は娘）のシーン。
僕も、このケースに近い事をやってしまってるだけに、当時を
思い出してしまいましたよ。
他にも、個人の生活を犠牲にするのが普通って考え方、
会社にはよくありますよね。あれって、距離置いて考えてみると
不思議なもんです。
さて今回のラストシーン。
苦しそうにしてた川原恭一郎（館ひろし）は、単に徹夜による過労？
それとも何かの伏線ですか？