突撃MRI大作戦の巻

ＭＲＩそれは・・・


Ｍ：　マゾによるマゾの為の

Ｒ：　ロックンロールフェスタ

Ｉ：　イジリー岡田がスペシャルゲスト


なんて言う素敵なイベントではなく、

Ｍ：　マグネッティック
Ｒ：　レゾナンス
Ｉ：　イメージング

・・・要するに、核磁気共鳴映像法っていうもので・・・
体の中を撮影しちゃう装置だそうな。

んで、今日は痛めている左膝の半月板をＭＲＩで撮影しちゃう日。
AM8:30までに受付を済まして、ＭＲＩ室の前まで来いって言われたから
だいぶ早めのAM7:45くらいに病院入りしたらすでに30人以上が
受付待ちだそうで。病院なので御年寄りが多い。隣りでじいちゃん同士が
会話してる。大人し目のAとグイグイねじ込んで行くＢ。
最初は○○病院はダメだとか、体中がカユイとか、ここまでは何で来たとか
話していて、当然聞き役のAとえばってる感のあるB。ところが、

B「あんた、何歳？」
A「84。あんたは？」
B「・・・73」

どっちもじいちゃんだけど、やっぱり年の差11こは大きいようで、
以後、Bは敬語になった。しかも、Bは家族に病院まで家族に送ってもらっているが、
Aは自分で車を運転してきたと言う事が、どうもBにとってショックだったようだ。
そんな微妙な心理変化を読むのが楽しい。

んで、肝心のＭＲＩ。
まずは更衣室で着替えろとの事。
午後から会社だったからスーツにネクタイ、コートといういつもの
サラリーマンスタイル。だから渡されたポンチョみたいなのを
着るのに時間がかかる。そして看護士さんに
「着替えましたかー？開けて良いですか？」
って、言われてつい「着替えましたー」って言ったけど、
実際はパンツいっちょで、物凄い勢いでポンチョを被ったのは
ナイショだったりする。

いよいよＭＲＩ。地下二階のMRI室は、ずーっと
クァンクァンクァンクァンクァンクァン・・・
っていう金属的な小さい音がなり続ける無気味な所。
んで、以前ＣＴスキャンを撮った事はあったのだけど、
同じような筒とベッド。おもむろに突っ込まれる耳栓。
んで、いよいよ始まる。

べッベッベ・・・ベべべべべべべべ・・・べーーーーーーーーーーー！（大きい音で数分間）
ドゥードゥードゥードゥーーーーーーーーーーーーーーーーー！（大きい音で数分間）

音と共に、逆立つスネ毛。なんだかモゾモゾする・・・気がする。
そんなこんなで30分間クァンクァンベべべべドゥードゥードゥーでウトウトした所で
終了でした。

意外に早く終わっちゃったので、帰りは家まで歩いてみる。
巨大マンションや、豪邸や、潰れそうな商店、用水路脇の怪しい小道。
近所探検は面白い。ちょっと自分が住む町が好きになった1日だった・・・あ、午後から
仕事だった。