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親子ツーリングのススメ・・・八ッ場ダム編の巻き

2014/09/21(日)八ッ場ダム ツーリング

今年で6歳になるチュナッペー。
私自身初めての子育てで、なかなか大変な事もあったがママであるロボパンダに比べれば、御気楽なものである。
現段階で、子育ては楽しいと言い切れる。それは、ロボパンダのおかげであり、運の良さであったり、周囲の大人のおかげである。

そもそも、父親が娘と接する事ができる期間は短いと言われている。
そして年頃の娘には・・・
「パパのパンツと一緒に洗濯しないで」
などと言う切ない台詞を言われてしまうのである。
そしたら、私はもうパンツをはかない自信がある。(どんな自信だ?)

とにかく、娘を持つお父さんは子供が小さいうちこそ、いっぱい遊んであげたい。
だけど時間がなかなかとれず、自分の趣味も楽しみたい・・・そうだ、子供も趣味に巻き込んじゃおう!
ということで、親子ツーリングなのである。
これがね、峠で膝を擦ったり高速道路をモンゲースピードで走ったりしちゃうような、スパルタンなツーリングクラブだと、子供を連れてのツーリングなんてできないのである。
(子供とタンデムで膝擦りするようなスキルがあれば別だけど・・・)

ところが、旅人協同組合というツーリングクラブは、凄いのである。
今回の旅では、バイク7台中、親子タンデムが2台。29%という、絶頂期のイチローの打率に近い数字なのである。
しかも、休憩するたびにメンバーが子供の面倒を見てくれるという、至れり尽くせりなツーリングなのである。
子供にとっても、自分の親戚以外の大人と接する機会は貴重である。

と言う事で、八ッ場ダムに行くのである。
脱ダム宣言とか、政府与党が変わるたびに計画が中止になったり再開したり、完成は2020年の予定だけど既にダムの上にできてる学校へ通うにはダンプが砂煙を上げて走る上り坂を永遠と歩かなければならなかったり、ダムが完成したら水没してしまう集落や温泉等、思うところは多々あります。
あと数年でダムに沈んでしまう景色を、今のうちに見ておくことはチュナッペーが大人になったときに、単なる思い出としてではなく何か感じてくれる思い出になってくれればなぁ、と思ってみたりそうでも無かったり、ラジバンダリ。(古!)

↓ダム完成前に営業を終了した温泉場


↓ダムが完成したら沈む景色


道中、インカムでチュナッペーと会話していたところ、
♪お肉食べよう、お肉食べよう、お肉食べよう♪
と石ちゃんみたいに陽気に歌っています。予定では、水沢うどんだったような気が・・・
と、道の駅八ッ場ふるさと館でお昼休憩となり、ダムカレーを食べました。辛くて美味しい!
んで、チュナッペーはおつみ団子なる、すいとんみたいな奴が入った野菜たっぷり味噌汁的なものを・・・だって、最近チュナッペーのお腹のポッコリ具合が凄いので。
リーダー家より、キャベツ焼き(お好み焼き)を半分もらって平らげたあと、おつみ団子もそこそこ食べて、大好きあべっちさんから肉の串焼きを一口もらった瞬間・・・
♪お肉食べよう、お肉食べよう、お肉食べよう♪
モードに突入。こうなると、お肉を食べるまでとまらないのである。
道の駅を練り歩き、肉を焼いている場所を発見。早速肉にかぶりつくのである。
そうそう、ここでは取れたてのとうもろこしが生で試食できたのだが、これがモンゲー甘くて美味しいのである。

↓ツーリングの醍醐味はお肉だと思っている6歳児


そんで、榛名湖へ。途中でウトウトするチュナッペー。っていうか爆睡。
お楽しみのグネグネ道に入ってすぐ、チュナッペー得意の手袋落としが炸裂。
路肩にバイクを停めて、手袋を回収して久々の榛名の峠を満喫。楽しいわ、昔みたいにシャカリキに飛ばさなくても、楽しいわ。

↓ほんとはスワンボートに乗りたくて駄々こねた6歳児


榛名湖で休憩して、渋川伊香保ICから関越道へ。
駒寄PAで最終集合。ひで坊の代理でツーレポじゃんけんに臨んだチュナッペー。見事に勝ち抜け。ここでメンバーとはお別れ。
そんで、関越道は渋滞気味。眠っているチュナッペーは酔拳のようにグラングランと頭を左右に揺らして、すり抜けどころではない状況。
仕方なく高坂SAで休憩。ゆるキャラショーとか、よさこい踊りとかみたあと、私と同じように親子ツーリングを画策するお父さんと談笑。
明るいうちに帰宅して、洗車してぐったり。

そこの育児ノイローゼになりそうなお母さん、一度旅人共同組合のツーリングに来てごらん。
ツーリングの爽快感を存分に味わって、きれいな景色を堪能して、美味いもんを食べて、親子の絆も深まっちゃう。
なんて素敵なツーリングクラブ。我々はいつでも親子参加を待っているぜ!
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