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高性能について考えるの巻き

最高のツーリングシーズンですねぇ・・・気か付けば四半世紀以上バイクに乗っている、ひで坊です。

さてさて、バイクなんてのは趣味の乗り物なので、乗ってる本人が満足していれば、他人がとやかく言うものでは無いのですが、最近のバイクについて考える所がありまして。

今、250ccクラスが盛り上がってますよね。
若い人からベテランまで、良いことです。
でもね、フロントフォークが倒立のモデルが多くてビックリ。

私の倒立フォークのイメージは、固いから確り加重しないと縮まなくてバイクが曲がらないっていう・・・要するに、性能を遺憾無く発揮するには、それなりの速度域でそれなりの腕の人が運転する必要があるっていう感じ。

今時の倒立フォークはもっとマイルドなセッティングなのかな?

バネ下荷重が少なくなるから、サスペンションの動きは良くなるらしいけど。

正立フォークと比べると、ダストシールの寿命とか短そうだし。

どっちが良いとか悪いとかではなく、メッサーシュミットとフォッケウルフの違いみたいな。

手のかかる高性能と、手のかからない凡性能(こんな言葉あるのか)

末長く乗るなら、コストの少ない方がお得な気がするけど、趣味の乗り物だからコストとか関係ないか(笑)

エンジンの出力特性も考えちゃう。
ショートストロークの高回転高出力エンジンより、低回転からトルクの出るエンジンの方が、頑張らなくても良いから楽だし。
まあ、難しいから楽しいっていう意見も有るけど、初心者がいきなり難しいマシンに乗ったら諦めるかハマるかの二択だよね。

そしてライディングポジション。セパハンはかっこいいけど、街乗りではシンドイ。倒立フォークと低いセパハンの組合せだと、Uターンなんて至難の技(笑)
初心者が苦手なUターンで立ちゴケして、バイクが嫌いにならなければ良いけど。

私のバイクライフは、ほとんどサーキット走行なんてやらないし、ワインディングロードでもタイヤを端まで使いきるような事もなくなって・・・いやむしろ、タイヤは端まで使わなくても楽しいって言うことに気が付いて。

これはもはや、GPマシンよりも一般道最強の白バイの方が、見習うべき要素が多いような気が。

今の白バイはCB1300が主。ベース車両は普通のビッグネイキッド。リアサスペンションも二本だし、フロントフォークも正立。
エンジンも低回転で最大トルクが出る特性。
ハンドルも当然アップハンドル。楽々Uターン(笑)

うむ、私にとってはこれが理想。
バイクは日々修行、生きて帰るのが一番大事。

高性能バイクに急かされて乗るより、自分の意思で意のままにバイクを操る楽しみ。
誰かに見せつけるような走りではなくて、自分がどこまで気持ち良く走れるか。

所詮は趣味の世界。誰がどうこうではなくて、自分がどう感じるかって話。
まあ、自分が気に入ったバイクが、最高なんだけどね。
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