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美学についての巻き

齢40も過ぎれば色々なことに美学というか、コダワリがでてくるものです。

今回は原チャリを含め16歳から 今まで、ずーっと趣味としてバイクに乗り続けてきた私の、バイクの美学(コダワリ)について、語ってみようかと。
あ、決して他人に強要するものではなく、あくまで私が勝手にこだわってるだけなので、誤解しないよう・・・


美学1 バイクで怪我をしないこと
バイクで死ねれば本望だ、とか言う人はバイクに乗ってはいけない。
そんな事して満足なのは死んだ本人だけ。家族がいればバイクが嫌いになるだろうし、事故なら巻き込まれる人も居るかもしれない。
だから、バイクで死ぬことは論外で、怪我することも絶対に避けなければならない。
でもバイクに乗ることで生じる肩凝りと筋肉痛は、怪我ではない(笑)
尊敬するH氏はこう言った「死ぬときは腹上死」
激しく同意したのは言うまでもない。


美学2 かっこ良く乗ること
もうこれに尽きるのだけど。
かっこ良いの基準は人それぞれ、だけど他人に迷惑をかけるのはかっこ良くない。
若い頃は速く走れる事がかっこ良く見えたりするもんだ。最近はオッサンでもスピード命みたいなのが逮捕されたけど。早く気付いて欲しい。
速くてカッコいいと思ってるのは本人だけ。正確にはスピード出すと脳内に気持ち良いホルモンが出て、エクスタシーなんだろう。新潟県燕市で走っているのはエスタクシーだから、ちょっと違う。
直管マフラーで空吹かしで蛇行運転する人、あるいは集団。これはもはやウンコと同じだ。
私の考えるかっこ良さとは、前にも書いたけど、チビッ子が憧れるようなバイク乗り。
だからと言って、クレヨンしんちゃんコスプレでバイクに乗るのがカッコいいのかと言うと、違う気がしないこともない。


美学3 難しいは楽しい
簡単な事って、誰も憧れないでしょ?
それをバイクに当てはめると、やっぱり自分でギヤチェンジしたいのよ。三輪じゃなくて二輪なのよ。
もっと言えば、信号待ちの時もニュートラルに入れないでクラッチを握ってるのよ。緊急車両が来るかもしれない、車に突っ込まれるかもしれない、漏らしそうになるかもしれない等で、発進する必要があるし、何より握力強化だ。これでジジイになってもギヤ付に乗れるぞ。
あとは、電子制御よ。あれってなんの為にあるのか意味わからん。
扱いきれない程の大パワーをワザワザ電子制御でマイルドにするって、本末転倒。
そんなパワーいらんし、パワーを扱える(TPOをわきまえて)ように自分の技術を磨くのが本来だろ。速く走らせる為の電子制御なんて、勘違いスピード狂製造マシンだな。
路面とタイヤの状態とか、周囲の環境とか、自分の体調とかを総合的に判断して、「今日のペース」ができるのであって、誰でも毎日が最速ラップってつまらないよ。
ただ、ABSに関しては安全に止まるための制御だから良いけどさ。


美学4 運転に専念する
インカムが普及して、カーステレオと同じように音楽を聴きながらバイクに乗れるようになったけど、俺は聴かない。バイクのエンジン音や排気音、チェーンの音、周囲の状況全てを把握したいから。でもアカペラで歌うことはあるなぁ・・・でも集中するといつの間にか歌うの忘れてるわ。
それとね、かっこ良さにも通じるけど、服装はバイク専用の物に限る。そんでもって寒くてもダルマみたいな着膨れはライディングの動きを邪魔するし、血流が悪くなれば逆に寒いし。
あとは、革パンツ!これは最高のアイテム。ニーグリップの安定感が倍増するし、防具としても最高。因みに私のバイクはニーグリップやり過ぎてフレームの塗装が剥げてます(涙)
それとね、カバンとかリュックとかはライディングの邪魔になるから、使わない。かといってリアボックスは・・・かっこ良くないでしょ(涙)便利だけどね、バイクに便利さを求めちゃダメだよ。だって車の方が便利なんだもん。


と、なかなかの駄文だぜ。
他にもたくさんあるけど、今日はこの辺で勘弁してやるぞ。
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