走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

一足早い夏休み(富山編1)

2016-07-12 17:43:01 | 北陸
富山県にやってきました 

ここは「黒部峡谷鉄道」のトロッコ電車、宇奈月駅 









1週間前に決まったボルトの旅 

今回は北陸から、まいど~の信州白馬へ、帰りは初の若狭へ 

さいわいお宿もとれて、いざしゅっぱーつ 








まだ暗いうちに自宅を出て、お昼前には富山県魚津市に到着しました 


富山湾の蜃気楼って聞いたことがあるけど・・・










どうやら上位蜃気楼は春、下位蜃気楼は冬に見えるみたいだね 










富山湾のお魚で昼食のあとは 


近くの「魚津埋没林記念館」に行ってみることにしたよ 

ボルトは車で待っててね 







急に決まった旅なので、富山県東部のことは何も知らないままです 

埋没林とは何? 蜃気楼がなぜできるか? を学習したよ 

そこから浮かびあかったキーワードは、北アルプス、黒部峡谷、富山湾、蜃気楼、海洋深層水、魚、清水、杉・・・多彩だね  







魚津埋没林は河川氾濫と海面上昇によって埋没した2000年前のスギ原生林跡で、今も周辺一帯に埋蔵されているんだって

これらのスギの巨木は、魚津港建設の時に出土 

現在も残るスギの原生林は、「杉沢の沢スギ」として保存されているそうです







2000年前の杉 










次は黒部の水が湧き出す場所を通ってみよう 

夏も雪が残る3000メートル級の山々、北アルプスから流れ出る黒部川の扇状地、「生地(いくじ)」には

「清水(しょうず)」と呼ばれる湧水があり 






冷たい水がとうとうと湧き出しているよ 

ボルトも冷たい水をごっくん 







車で少し走るとまたまた清水







全国名水百選に選ばれている清水は、全部で約600箇所、いずれも炭酸を含む軟水 

そのうち生地最大の「清水庵の清水」では、毎分600リットルもの水が湧いているそうです 











おいしい水を頂いた後は、黒部峡谷へ 










ワンコは乗車できないので、あたりをお散歩してみよう  

人間は記念館のジオラマを見て、トロッコ電車に乗ったつもり 









こちらは歩いてすぐ、「富山地方鉄道」の宇奈月温泉駅

温泉が勢いよく吹き上がっているよ 










駅前の足湯でちょっと休憩 









ボルトは入れないけど、人間は気持ちよかった 











それから山を下って、杉の原生林にやってきました 










黒部川扇状の末端部、海岸に近い場所には

かつてスギを中心とした「杉沢」と呼ばれる植物群がたくさんあったんだって 










その多くは水田になり、

一部だけが保存され、国の天然記念物、全国名水百選に指定されているそうです

スギの林の中は、涼しい遊歩道になっていたよ 










北アルプスは雲の中 

南の方は台風がきている模様、明日の天気がちょっと心配だなぁ 













今夜のお宿は「旅籠屋 黒部店」












ながーい1日が終わって、黒部の夜はパタン・キュー 




(黒部編2)へ続く・・・