走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(32)

2016-07-25 12:40:15 | 草木染め
いよいよ育てた藍を使って、染める日がやってきました 




早朝から藍は刈り取られ 

(思ったより藍の茎が固くて、途中でパパと交替   )










すべての藍が刈り取られた時

今日も暑くなるぞ!と感じさせる朝の光が射してきました 












藍の生葉を使って染める 

はじめての教室がはじまりました 













みんなで1枚ずつ葉をむしり 












ミキサーにかけて











絞って濾し












藍の葉は、おいしそうな青汁にへ~んしん 










水洗いした布を入れて、藍の青汁をせっせとなじませます (これは綿なのであまり変化はなし)

でも手袋は徐々に青に変化してきた 











これはシルク、 上と同じように藍の青汁をなじませた布を水洗いすると、青が出てきた 

藍の生葉染めは時間との競争、布に色素を取り込みながら色の変化を見極めるのは難しい 












先生のお話によると 

緑が青に変わるのは、藍の中にある無色、水溶性の「インジカン」という色素が酸化することによって、

青で水に不溶の「インジゴ」に変化するため 

酸化を促すのに必要な条件は、梅雨明けの晴れた朝の光なんだって 

最初は緑だった染め液が、空気と光に触れる上の方だけが酸化して、青に変わっているのがわかる 












なので、藍の生葉染めは時間と体力が勝負 

1枚を染めるだけの分量の葉をみんなでむしり、1人が染めている間に誰かが水洗いして干すという連携プレーが

染める枚数分、延々と繰り返されることになります  

そうしてかなり長い時間が経った頃、みんなの作品が並びました


やったね 













さて・・・


ケージの中の子はボルトではありません 











教室の先生が、親代わりになって育てているタヌキの子です 








野生動物なので、やがて山に返す日がやってくるのだそう

知らない人が覗き込むとハウスに隠れてしまうのに、先生だと鳴き声をあげて甘えます 


元気に山に帰る日が来るといいね 






じゃ、またね