ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

触媒

2010-12-25 09:27:35 | 釣り
ノーベル化学賞の受賞者根岸さんが北大の触媒研究所に席を置くことが決まって北海道にやってきました。長年外国に滞在し研究し成果を上げていても、日本に席(ポジション)がないと帰りずらいものです。受け皿が日本に見つからないのです。もう一方の鈴木さんは理学部出身ですが、工学部に席を得ています。

鈴木さんは北大の名誉教授ですから、二人の化学者によって北海道の若者の思考が影響を受けるのは必定です。根岸さんは、精力的に北大、札幌西高校で講演を行い、道新ホールでお話をして今日は立命館慶祥高校で講演をしています。理科離れ、科学離れが修復されて行くでしょう。

子供ばかりではなく、父兄も聞いていますので子供達が自分で進路を見出して行くことの素晴らしさを感じたと思います。二人のノーベル化学者は子供たちの成長に触媒のような存在としてクローズアップされたことを喜ばねばなりません。

根岸カップリングは、有機亜鉛化合物と有機ハロゲン化合物をパラジウムまたはニッケル触媒のもとに反応させ二つの化合物が結合しやすくする炭素ー炭素C-C結合生成物を得る手法です。釣りに用いるコマセにも色んなものを組み合わせてみると触媒やカップリングで、水面に浮いてこないように処置ができるものがあると思います。