ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

キュウリエソ

2010-12-30 08:55:32 | 釣り
今日30日が私の仕事納めですが、高速バスがなかなか来ません。30分近く寒空の下で待ってやっと乗れました。バスのダイヤは、年末年始は休日仕様でした。

「早仕舞いでいいですよ」と暖かい言葉を頂いて、夕暮れの日本海を眺めながら帰ってきました。列車の車窓から何年振りでしょうか、朝里から張碓の海をみたのは。

帰宅して素晴らしいTVに遭遇しました。日本海で釣りの対象としている魚が無事に存在できるのは「キユウリエソ」によるということが初めて分かりました。普段は、摂氏1度ほどの低温の日本海の深海の海底に生息し夜になると海面近くまで上昇してきてプランクトンを摂っているとのことです。

カタクチイワシほどのサイズで、生きた状態では見つかっていないとのこと。氷河期に死滅した日本海の魚類が復活した最初に海底で足場を築いた「キュウリエソ」が、はたはたやアジやサバ、すけそうなどのエサになって日本海での食物連鎖の中心的役割を担っているとのことです。ありがたい魚です。