乾杯

今日は、５４歳下の後輩達の国家試験の打ち上げ懇親会。

寒い日が続いて、その間に卒業試験をこなし、最後に国家試験が待っていた。寒波、卒試、国試という三重苦を耐え忍んでこなしてきた後輩は、今日の午後終わったというので、宴会より、寝ている方がいいのだろう。案の定出席は少なかった。

真面目な学生が多いのか、試験疲れで意気が上がらないのか、静かに時間は過ぎて行った。

宴席の最中に、卒業試験の採点が集計された結果が届いた。無事に全員合格の嬉しいニュースだった。あとは、３月の国試合格発表を待つばかりである。

私も静かにしていた。実は、酒を飲めない私に、中締めの乾杯の音頭をとれとのオーダーが同窓会から半月前にメールで届いていた。鼻かぜが長引いて酒も飲めない上に、鼻声なので、と断っていたのだが、ピンチヒッターのお方も風邪を引いたのか、欠席ではしょうがない。短くまとめてウーロン茶で乾杯を済ませ、後輩の寮歌の音頭取りに引き継いだ。考えてみれば、釣りバスの中でのんべいは、釣りをする前は危険回避のためにほどほどに飲んでいる。帰りは、運転するので飲まないから乾杯の音頭はほとんど聞いていない。