火野正平が「は~は~」と息も絶え絶えに自転車で視聴者の思い出の地を訪れる番組を時々見ていますが、生まれ故郷の富山編を見ていた時です。この近くに石が動くと書いて「いするぎ」という所がある、そこで産まれた、というと、カミさんが「母方の祖母も石動出身」、「両親が若い頃、石動に行ってきたよ」という。
カミさんにも富山の血が流れていることを初めて知った。カミさんの祖母は早くに亡くなっていて、面識がなかったこともあって、うっかりしていたのだった。カミさんは、「言ってなかったかしら」と軽く応じた。がんによる貧血で風の盆の踊り(写真)の行われている坂道をやっと登って行った富山への旅の時にも、その話はでなかった。
小矢部のICから石動の方角を感慨深く眺めている私の横で、あのあたりかな、と石動の方角を指さしていた時も軽くあしらっていたのだった。石動は小矢部市になった。私に釣りを教えて呉れた母方の祖父は石動の隣、高岡出身。娘の婿さんの先祖も石動の隣町。
北海道は、富山県出身者が多いとはいえ、私の家族のご先祖様が同郷、それも石動町という狭い地域出身なのは、不思議な縁を感じる。北海道に移住する前に父は、後に院長が、石動町長、小矢部市長になった病院に出入りしていた魚屋だった。祖父の背中に負ぶさって薬臭い病院に毎日のように出かけていたのが、この道に進むきっかけになっているのかもしれない。
カミさんにも富山の血が流れていることを初めて知った。カミさんの祖母は早くに亡くなっていて、面識がなかったこともあって、うっかりしていたのだった。カミさんは、「言ってなかったかしら」と軽く応じた。がんによる貧血で風の盆の踊り(写真)の行われている坂道をやっと登って行った富山への旅の時にも、その話はでなかった。
小矢部のICから石動の方角を感慨深く眺めている私の横で、あのあたりかな、と石動の方角を指さしていた時も軽くあしらっていたのだった。石動は小矢部市になった。私に釣りを教えて呉れた母方の祖父は石動の隣、高岡出身。娘の婿さんの先祖も石動の隣町。
北海道は、富山県出身者が多いとはいえ、私の家族のご先祖様が同郷、それも石動町という狭い地域出身なのは、不思議な縁を感じる。北海道に移住する前に父は、後に院長が、石動町長、小矢部市長になった病院に出入りしていた魚屋だった。祖父の背中に負ぶさって薬臭い病院に毎日のように出かけていたのが、この道に進むきっかけになっているのかもしれない。