立秋、台風一過

今回の台風の被害を蒙った方々にお見舞い申し上げます。私のところは、家の影で日当たりも風当りも強くないので無事でしたが、家の周りは、畑がプールになっているところもあります。向かいのおばあさん、ひまわりが折角伸びて喜んでいたのにぶっつり折れて悲しそうでした。

昨日、竿にトンボが停まりました。立秋も過ぎ秋ですね。台風一過、雨は上がったようですが、風が強い。時々突風が吹くのに、洗濯ものを外に干せ！とのカミさんの命令です。孫の洗濯ものが増えて、二度洗濯機を回しています。洗濯物が飛ぼうが落ちようが、「あなたの釣りに着て行ったものだから」の言外の意味をすぐに悟りました。

本人は腰のリハビリに行ってしまいました。私は、雨が降り出すと急ぎ、家の中に取り込む係です。早朝に、釣で出たゴミと家じゅうのゴミ箱を集めて分別し、燃えるゴミを持って、ゴミステーションに急ぎましたが、収集車のテールランプが、無情にも、次の角を曲がって行きました。

いつもより、早いし逃げ足も速い。台風の余波でゴミ袋が舞い上がって難儀すると、素早く回収しているのでしょう。ご苦労様です。風がピューピューと音を立てています。釣り用手袋、腕抜き、膝小僧、タオル、バッカンやレジャーマットにチェアを干すスペースがないので、車庫内で待機させました。タモは玄関の中に立てかけて干しています。

交綸会盆の淡水

胸のポケットにラジオを入れて台風１１号の進展を聞きながら、川べりの釣りは、落ち着かないものでした。開始の際に午後３時の終了時間を午後２時に繰り上げることになりました。午後は雨になる予報でしたので、審査を雨の降らないうちに、という配慮からでした。支部長の弟さんや深谷さんの陣中慰問を受けました。応援ありがとうございました。

過去の８月の釣果をエクセルのデータで調べるてみると、熱い時には、バラト川本流の深みのあるところの成績が良いので、ゴルフ練習場のネット横の観覧席に入ることにしました。前日の下見でも、堰堤の前方に雨による増量で上流から流れてきたゴミがかなり有り、気になっていましたが、今朝は流れが穏やかなので、なんとかなるだろうでやってみました。

手稲支部のＨさんや、Ｓさんらと並んで始めた。結局、１．５号の磯竿は、４８の鯉を上げることが出来たが、ゴミには弱いので、途中で３号のニッシンの磯竿２本で釣ることにした。９時過ぎまでは、順調にフナを挙げていたが、風が横から強くなって、ゴミがどんどんと流れるようになって油断ならなくなった。

無事に雨に当たらずに済みました。入賞者です。右から２番目が３尾プラス２０尾重量の審査法で１３００点台で優勝したオノちゃん、月沼の入り口近くで数を揃えて、尺ブナを２本持ってました。左から２番目は１２００点台で２位の私、尺ブナ１本で数も少し足りませんでした。右端が１１００点台で３位の吉本さん。左端は、９２歳の長老谷藤さん、７位でお米がアタリました。私は、３４．８のフナで身長賞を頂きました。写真の下の箱にカップめんが沢山入っています。孫の寮での夜食用になるかもです。

代を継ぐ

朝早くお盆参りのお寺さんが、車でお見えになりました。孫もお経上げる後ろに座って、神妙に正座をしておりました。私は、腰も良くないのであぐらでした。お寺さんが、私と同じく男の孫３人になり代は繫がったと喜んでおりました。

昨日の夕方、盆提灯(写真）の電気の球を探しに３軒の電気関係の店を訪れましたが、丁度合う小さなサイズのものがなく往生しました。盆提灯を販売しているコーナーでは、電球は売っていませんでした。１時間も札幌の北の大型店を回ってつくづく思いました。何処に行っても、お盆を念頭にしてはおりません。探しものが見つからないと面倒がられ、仏教離れになるのではと危惧されます。大型電気店では、女性店員の一人が「４０Ｗでも長いと、盆提灯が燃えることがあり、危険」と電球の性質やサイズの持つ意味を知っておりました。

午前中にお経をあげて貰い孫もお盆の意味を考えて呉れたものと思います。これで、すっきりして、天候を気にしながら、明日の淡水の準備を始めます。ミミズはクーラーに入れて、車庫に置いています。ミミズにびっくりするでしょうから、目立たないところで仕事をします。

カミさんは相変わらず海外からのホームステー受け入れなどの打ち合わせに出かけていきました。しかし、カミさんが帰ってきて私の雑用が減ったので、あせらずに準備しております。Ｋさんは、橋の下、病み上がりなので、傍に私が入ります。午後下見に行きましたら石狩川上流から流れてきた島状のゴミが沢山浮いています(写真下）。細い竿ですので釣りはここでは無理です。ガトキンには、村さんと村さんをケアしてオノちゃん。月沼には、アイナメさんが、９０翁の傍で釣ります。熱中症の時期ですので、無事に釣りを楽しむことにします。若い方たちは、二人づつ組んで別のポイントを狙っております。

第６１回全道淡水釣り大会

今日、札幌中央支部佐藤安幸支部長より、２４日にバラトで行われる道新杯争奪全道淡水大会の案内がファックスで届いた。担当支部は札幌東支部、松田三男支部長が審査長、大会長は塩田敏行さんである。

主催は、北海道釣魚連盟、北海道新聞社。日時：８月２４日午前３時半より受付、競技開始は、午前５時より、終了は正午まで。審査法は、フナ２尾の身長プラス１０尾の重量（フナ、鯉、ナマズ、カレイ、うぐいなど、ただしうぐいは３０ｃｍ以上が重量の対象になる。審査後に放流するので、生かして審査場まで持参する。

竿は、２本以内、いつも、もめる立ち込みはサオ１本分まで。深さは書いてない！ライフジャケットを必ず着用のこと。タバコのポイ捨て禁止。ゴミは各自持ち帰ること。釣り場の地図。コピーのファックスをスキャンしたもので見にくいが、ご容赦を。昨年の釣り場と、ほとんど変わりないようだが、各自所属の支部長より、詳しい情報を得て下さい。

花畔大橋の下に近い１番の検印場所や真勲別の止めにあたる８番検印場所からの「はみだし」はＯＫですが、車での移動はダメ。徒歩で行って徒歩で車まで戻る様にとのこと。受付の際に停車する駐車場のうち、受付会場の道路を隔てた場所が今年使用できなくなったので、会場周辺の道路上に、交通ルールを守って停車するようにとのことです。台風続きでうんざりですが、１０日の交綸会の淡水大会は、中止しないと檄が入りましたので、ミミズを買いに行きます。

お薬手帳

今晩は、勤めが終わると途中でおにぎりでお腹を満たしてから、ホテルでの講演会に出席した。午後７時から９時まで２時間、夏季研修である。最初は、三浦雄一郎さんのエベレスト登頂を手助けした女性医師で登山家のお話。登山外来という名の外来、私は初めて聞いた。

彼女は札幌の西の方の循環器の専門病院で非常勤で働いて、後は、たっぷり山に登っているという。眉毛を太く書くタレントに付いてマナスルにも登ってきた。「４０歳を超えて高血圧の有る方で登山したい方は、リスクが高い」という話は印象に残った。釣りの好きな方、この条件の方は、一度診て貰ったらいい。

次の講演は、東北大学循環器内科の教授のお話「東北大震災と循環器疾患」。津波によって薬が流され、お薬手帳も流された。自分がのんでいた薬の名前が分からない。という人が多かったので、病院から貰っている薬をクラウドのような大型ネットワークに集約し、いざという時の為に個人情報を残しておこうという話があった。

北海道も、広いので同じようなネットワークが必要だと思う。個人情報の保護の問題があるのだが、それがクリアーされると、助かる人が増える。調剤薬局に行くと、うるさいほど、お薬手帳は？と聞かれるが、のんでいる薬の名前と用量の書かれた処方箋の写しを身に着けて大事に持っておく必要がある。津波の予想水位の２倍以上の高さに保存しなさい、１階よりも２階に置くのが良いという。

朝寝坊

勤めのあった次の日は、油断しています。午前７時過ぎに孫の部屋がバタついて目が覚めました。夏季講習が９時からなので、あわてて朝の準備をしているのでしょう。私も、急がずあわてず、朝飯と昼飯代を上げて、地下鉄の駅まで送りました。いつも私に起こされていたのが、自分で目覚めて急いで塾に行く準備をしているのですから、進歩したのです。

朝に食べるものがまだ判然としませんので、好きなものを選んで食べた方がいいでしょう。朝寝坊したのに、勝手に屁理屈並べて、自分で納得していました。炊飯器を７時前に合わせて、焼き魚を焼いたり、味噌汁を造ったりの朝食スタイルではないようです、かといって好きなの選ばせて買ってきたパンにしても、ほとんど残しています。野菜が生でも煮てもほとんど手をつけませんので、手を焼いております。カミさんが毎日ぼやいているのが、分かりました。

一朝一夕に直るものではないのですから、嫁さんが夏休みの下の孫とやってきて炊事をして貰うのを待ちます。若いもの達の食性を研究しようと思っております。年寄りのパターンを押し付けない様に我慢して眺めることにします。朝飯を抜かないのだけは、続けさせようと思っております。

釣り場では、どんなに気象条件が悪くとも、アタリが頻繁に有っても私は、夜明けのおにぎりをほうばっております。食後には、定期薬を服薬しております。
孫を送ったあと、プラスチック容器のゴミ出し、洗濯、ファックスのカートリッジの取り替え、炊事の後始末。この間に、乾いた洗濯物をたたみ、食器類を元の場所に収納しております。メールのチェックやブログのチェックもしていますので、午前中はアッという間に過ぎて行きます。田中がキャッチボールができるようになりましたが、新しい治療法、ホントに治るのかな、が率直な意見です。

気象の変化

昨日は、一日中、家の前の道路工事、舗装工事の作業の騒音で悩まされました。暑さに追い討ちのような騒音でしたが、今日の雨を見越してラッシュをかけていたのだと思います。中通りに面する一軒一軒の庭先や玄関、車庫の入り口への傾斜に合わせて丁寧な仕事、本当にご苦労様でした。

それにしても、最近の気象の変化の激しいこと。６月には北海道の砂漠化が危惧されると台風シーズンが早まるなど、恐ろしいことです。日のリズムは凡そ一日で動き、潮の動きは、月によって２週間ごとで動くのは変わりませんから、その中間の１週間毎の気象変化は、荒れると荒れるのが続くようになってます。

今後、釣りを続ける場合には、唯々諾々と気象の変化に従っていくしかないのでしょうね。釣り会の年間スケジュールは、ほぼ前半戦を終えました。夏休みが済むと後半戦が始まります。11月の納会が済むと、例会のしがらみから離れて、他の釣り会などが繰り出す雪見の戦いが始まります。釣り会を超えた懇親の色が濃い釣り会です。

今の流れから推測すると、猛吹雪の中で、何のためにこんなことをやっているんだ、と自問自答しながら、吹雪の中にいるでしょう。分かっているけど止められないのでしょう。今年になって、十数回釣りに出かけていますが、いつも弄ばれています。ギブアップしないから不思議です。暑いのが続くと、吹雪の釣りが懐かしくなるのです。

おさんどん

昨日は、新聞販売店の回収に合わせて、新聞紙や、厚紙、ダンボール紙を整理しましたが、今日は朝起きしてゴミ出しを済ませ、孫の為に朝食つくりです。猫舌と、好き嫌いが激しいので、何を造ったなら食べるのか、実験をしているみたいな食事造りです。釣りの場合でも、場所によって、同じ魚でも摂るエサが違いますから、別に苦労はありません。散るバラも有りますが、一方できれいに咲き出したバラも有ります。



熱いお茶は？「飲まない」で、ペットボトルの冷えたお茶を薦め、味噌汁は薄味で造り、卵を味噌汁に落とし半熟で冷えてから、「朝飯できたよ」で起こしました。干物は、鮭となめたカレイを焼いて、どちらをチョイスするか、選ばせて残りのカレイを私は食べました。トマトが食べごろになってきましたが、孫は苦手のようで練習中です。

行きつけのカフェの軽食は、食べれそうなので昼にいる時には、連れて行こうと思っています。１５年を経て初めて孫と寝起きを共にするので、知らされていない情報を手探りで探っていくような感じです。息子も嫁さんも寡黙なほうなので、詳しい話は聞けていません。行動学、生物学的観察と思って付き合っております。ピーマンは私も嫌いです。

折角造っても、食べれない、食べられないものなら無駄な努力をすることになりますので、カミさんの居ない時の昼間は二人で外食にします。私は、自身、両親から「勉強すれ」と言われたことは、一度も有りませんでしたので、昼寝をしていても、朝寝をしていてもうるさくは言わないことにしています。覚悟の上で山形から札幌に一人で来ているのですから。今は、孫は塾の夏季研修、私は、工事のうるさい音を聞きながら洗濯をしております。

筆字で宛名を

プリンターで長い封筒の宛名を書くのは、なかなかうまくいかないものですので、人数が６０数名ならたまには筆字で宛名を書こうとなりました。故人の釣り名人Ｋさんからも時々封書の宛名が筆字で書いてありました。襟を正して書くというのが伝わるのでは、と熱さにダウンしそうになりながら、市販の筆ペンを使っておりました。

同窓生名簿のゲラ刷りのコピーを、一人づつにカットしてセロテープでつなぎ同封しました。郵便代が封書８２円、ハガキが５２円と値上がりしておりますので、返事はファックスかメールで頂くことにしました。数名が入院や施設に入所しておりますので、病院や家族に点検して貰うことに致しました。

Ａ４の書類を入れた長封筒の宛名をボールペンで書くのも気が引ける、マジックペンで書くのも如何なものか。筆字は、先日の高校の同期会で受付を担当したＮさんが、ホテルの大きな封筒に達筆で参加者の名前を書いていたっけな、と思い出したものです。

論文の執筆や、雪かきで右腕は、よく腱鞘炎を引き起こします。腱鞘炎の時に大物が着くと上げるのは大変ですので、負担が少ない筆字にしたものです。何事でも、釣りの支障になるのではと考える癖がついております。日曜日で近くの郵便局は閉まっておりましたが、本局で料金別納にしていただき、領収書を貰いました。高校のと大学のと持ち出し分がこんがらからない様にプリンターも分けております。仕事は貯めないで次から次と捌いて行きます。孫にジジの背中を見せてもいるのです。

暑い時には身上調査

高校の同期会を先週済ませ、今週から今月末までは大学同期の消息と身上調査に入ります。卒業時８０数名の同期生のうち存命は６０数名、そのうち病床にあるものを除いて殆どが、臨床の場で働いております。地方は無医村化しておりますので、道内の各地の病院に応援に出向いているものも多いのです。

流石に、一人では、続かないので、同期のもので交代して助けているところもあり、福島県に移り住んで老人の施設で働いているものもおります。日帰り出張などで活躍できるのは、身体が丈夫だからできるのですが、一度大きな病気を患うと、我ながら札幌からの日帰り出張は小樽でも無理だなと自覚しました。

無理をして現地で迷惑をかけることもあるかと、奥様と同伴で現地の傍の都市でホテル住まいし、金曜日に札幌に戻ってくるというきつい病院勤務をしている同期生もおります。足腰が不自由になっても、自分にできることがないかと家でじっとしていないのです。

終焉の地は札幌でと東京から奥様と戻ってきた同期生もおります。月に一度、道内各地から集まって、札幌駅近くの居酒屋で情報交換やおしゃべりをする同期会が２００回を超えました。土日は釣りとバッテイングしますので、釣りの無い時に参加するようにしています。釣りと同期会の事務局の仕事が私を生かしてくれているのだと思います。