今日のひとネタ

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フェニックスホーンズですと

2012年03月01日 | 尾崎亜美

 発売中のSax&Brassマガジンは「EW&F feat.Pnoenix Horns」という特集が注目です。EW&Fというと歯切れがよくて迫力満点のホーンが特徴ですが、長年それを支えていたのがフェニックスホーンズ。ただし私はEW&Fはあんまり詳しくありません。アルバムも「太陽神」と「黙示録」しか持ってないという思いっきりミーハーというか初心者だし。

 今回の特集を見るとEW&F自体が歴史が長く、メンバーの変遷も多かったり再結成したりでややこしく、ホーンセクションも別に全部がフェニックスホーンズだったわけではありません。私も「黙示録」のクレジットを見てて「どっからどこまでがEW&Fのメンバーで、フェニックスホーンズは誰と誰???」とか思ったくらい。特にアルバムは参加ミュージシャン多いし。

 と、そんなこんなの疑問が解決できるのが今回の特集なので興味のある人は読んでみて下さい。なんと言っても元スペクトラムの兼崎ドンペイさんと吉田俊之さんが記事を書いてるのがポイント高いです。スペクトラム自体EW&Fからも多大な影響を受けてますし。

 ところで、このフェニックスホーンズが来日して演奏したときのビデオを持ってます。タイトルは「合縁奇演」。そう、尾崎亜美さんのデビュー12周年記念の武道館ライブです。亜美さんはライブアルバムは出てませんがライブビデオは二つあって、そのうちの1枚。(残念ながら今は売ってません) 1987年発売の「時間地図」というアルバムは海外録音だったのですが、そこにフェニックスホーンズが参加してて翌年4月の武道館公演にも彼らが参加したのですね。フェニックスホーンズも一部メンバーチェンジしてるそうで、このときのメンバーはtpのハリーキムが入ってからの編成だったようです。フィルコリンズのライブでもお馴染みの人たちだったのですが、この当時はもうEW&Fとは一緒にやってなかったようですね。

 また、EW&Fにはジェリーヘイという人のホーンセクションも参加しているのですが、この人も亜美さんのアルバムに参加しています。(TOPAZとか) たしか1枚のアルバムでフェニックスホーンズとジェリーヘイのホーンセクションの両方を楽しめるのがあったような気もしますが、…ん~出先なのでCDのクレジット見られないからわからにゃい。とにかくジェリーヘイという人がよくわからなかったのですが、今回の特集を読んでちょっとだけわかりました。

 で、フェニックスホーンズはサックスの人とトロンボーンの人が既に他界してしまったそうで現在活動は停止中だとか。そうですか、あの武道館で吹いてたうちの二人は亡くなってしまいましたか…。まぁとにかく今回の記事は読み応えのある特集ですので、少しでもEW&Fに興味のある人は買って下さい。立ち読みで対応できる分量ではないです。力作です。