今日のひとネタ

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尾崎亜美35周年コンサート「soup」

2012年03月12日 | 尾崎亜美

 昨日行ってきました。今回のお供は妻。妻は妻なので1号2号はありません。(当たり前) 最近は娘2号も一人で留守番できるのでついてこなくなりました。まぁ高校生にもなりますとさすがに…。

 で、今回の会場は日本橋三井ホール。いつ頃から存在するのかはわかりませんが、少なくとも私は初めて。東京での亜美さんのコンサートに行くようになって約10年ですが、記憶してる限りここではやったことなかったような…。なんにしてもすごく綺麗で豪華な感じのホールです。

 入場口からすぐのところに各方面からのお花が届いており、目立つところでは松本伊代さん、観月ありささん、神谷明さん、服部幸應さんなどなど。(特にメモしてないので記憶だけ) 関係者入り口を横目で見ながらホール前のロビーへ。グッズ売り場の列と、今回はドリンクサービスがあったので生ビールへの行列とで結構賑わってました。売り場はCDの方が「soup」に加えて昨年再発になった「SPECIAL」とか初期の東芝EMI時代の紙ジャケ版などがあり、グッズは今回かなり充実しててTシャツありトートバッグあり、あとはタオルとか箸とか。昨日はTシャツだけ買ったのですが、今後全グッズの通販を期待したりしてます。あとはCDの歌詞カードにあったイラストのポストカードも別テーブルで可愛く販売されてました。(残念ながら買わなかったけど…)

 普段コンサートに臨むにあたっては「飲んだら見るな 見るなら飲むな」という方針なのですが、埼玉から電車に乗って行ったら結構喉が渇いてしまったのでエビス生ビールの誘惑に勝てず。しかし途中でトイレに行きたくなるかもというのも心配だったり。しかし、コンサート終了後も短時間はドリンクバーが開いてたので、考えてみれば終わってから飲むという手もあったんですね。

 場内は前方三分の一くらいが平面の床に固定でないイスを並べてある形で、後ろはひな壇でした。今回結構前の方だったのですが、座ってみると前列とはイスの並べ方をずらしてあったので、前の人の肩越しにステージが見える配置。これは結構親切だと思います。私の場所からは亜美さんがシンセで歌うときは正面に見えるのでバッチリだったのですが、唯一グランドピアノのおかげでドラムがまったく見えなかったのが残念。

 今回の参加ミュージシャンは
Bass:小原礼さん
Guitar:鈴木茂さん、西村智彦さん(SLT)
Key:斉藤有太さん
Dr:江口信夫さん
Cho:Aisaさん
という布陣。いずれもレコーディングとか過去のライブでお馴染みといえばお馴染みですが、このメンバーが一同に会するというのは結構凄いことではないかと。ドラムの江口さんは私が初めて見た亜美さんのコンサート「プラスティックガーデン」や、二回目に見た「10番目のミュー」、10周年記念の「御集居」などで見ました。レコーディングでも「POINTS」と「POINTS-2」でその素晴らしいプレーが見られます。ここしばらくは浜崎あゆみさんのバンドでよく姿を見かけました。

 開演前の会場にはBGMが流れていましたが最後にあったのは「moon」だったような。って、いろいろ流れてたのかもしれないけど…。開演時間くらいに後ろを見渡すとほとんど満員。かなりの熱気です。

 コンサートはミュージシャンの事情により20分ほど遅れて開始。舞台袖から亜美さんが一人で登場し挨拶をしたあと、ミュージシャンも呼び寄せ大地震から1年ということで場内も一緒に黙祷。最初亜美さんが「座ったままでいいです」と言ったのですが、最前列の方の呼びかけで客席も起立して行われました。

 さて、開演です。曲目は
1. VOICE
2. 純情

この2曲は亜美さんがステージ中央でスタンディングにて歌ってくれました。弾き語り中心だった頃「ハンドマイクでステージ狭しと動き回りながら歌う亜美さんが見たい!」と要望してやまなかったのですが、近年は大体何曲かこういうコーナーを作ってくれてるのでもう言うことありません。特に「純情」は私が好きな曲のベスト5くらいに入る曲で、初めて見た「プラスティックガーデン」でピョンピョン踊りながら歌う姿に感動した印象が強く今回も大満足でした。

3. 冥想

今度はグランドピアノに移動。鈴木茂さんのことを「本当にデビューの頃から…」と紹介されていました。ただ、細かいことをいえばファーストアルバムではたしかに鈴木さんも参加していますが「冥想」は松原正樹さんではなかったかと。←細かい(笑)

4. 春の予感
5. マイ・ピュア・レディ

 次にシンセで春らしいこの2曲を演奏。


 ここからがニューアルバムからのコーナー前半。
6. 1グラムの歌
7. ヒメジョオン
8. 私の声を聞いて
9. Music Picnic

6~8はグランドピアノで歌ってました。「1グラムの歌」の歌のあと小さくガッツポーズで「この歌…好き」と言ってたので亜美さん自身がかなりお気に入りのようです。「ヒメジョオン」についてはキャロルキングがモチーフと言ってました。ご本人のライブも見たそうですが、声はガラガラになってたけどそんなのは全然構わないと結構熱く語ってたと。私はほとんど知りませんが、こう聞くとキャロルキングも気になってしまいます。「私の声を聞いて」のMCは結構胸にグサッと来た男性陣は多いのではないでしょうか。要するに「イヤだ」とか「嫌い」と言われるより「無関心」が一番辛いと…。うにゃあ…。(←自己批判中) その後ステージが暗転し何やら着替えの様子。亜美さんがピエロに変身して「Music Picnic」。Aisaもピエロに着替えて登場。この曲では本当にステージ狭しと走り回って、終了後かなり息切れしておられました。アルバムで聞いたときも何やらこういう予感はしてたのですが、まさかあそこまでやるとは。アッパレ!ですね。

10.Southern Cross
11.オリビアを聴きながら

10はピアノの弾き語りヴァージョンでAisaと二人での演奏。オリビアの前に一瞬会場に手を差し出してたので何かと思ったら、昨年音楽劇を上演した扉座の関係者が来ていたらしくそちらへの挨拶だったようです。曲のあとに昨年の音楽劇をやるに至った話や上演当日の台風の話、さらに今年の7月に再演されることが決まったという嬉しい発表がありました。(日時、場所など詳細はわかりません)


 続いて「soup」の後半戦。
12.The World Is All Changing
13.愛のはじまり
14.Crying Dog

12がピアノ弾き語り、13はシンセで、14がまたピアノだったかな? 今回はいつもよりシンセが少なかったような気もします。数えてみるほどでもないけど。


 さらに「soup」の中でも盛り上がる曲を続けて。
15.A NEW SONG
16.雨上がりのFreedom

「三重マル」のライブでは、CDを聞いて「なんか不思議な感じの曲」と思ってた「Traveler」がすごくライブ映えするのが新鮮だったのですが、今回私の中での大ヒットは「雨上がりのFreedom」でした。今後ライブでの代表曲になりそうな予感です。素晴らしい!


17.スープ

最後はこのスープという曲を作るに至った心情やそもそも食べるスープについての思いなども。私はこの歌のきっかけになった彼には帰国した際にClub Amiiのオフ会で一度会い、その後メールとかブログとかでの交流があっただけなのですが、会う前はお互いすごいオッサンだと思ってたらしくて「印象違うねー」と言いあってたのを懐かしく思い出します。(まぁ私はオッサンに違いはないのですが彼はスリムでなおかつ職業柄相当おしゃれだったので) 多くを語るほどの交流はないですが同年代で亜美さんのファンというのも共通してたので、近くにいれば友達になれたかなぁ…とか。


<アンコール>
・天使のウインク
・プリズムトレイン

アンコールでは亜美さんがオリジナルのトートバッグを持って、すました表情でステージをウロウロ。で、定番の大盛り上がり曲連発で終了でした。プリズムトレインはギターの西村さんが、いつもの是永さんとはまた違ったノリで熱く熱く盛り上げてくれました。熱さにかけては3割増しくらいかもしれません。まぁそもそもルックスも相当濃いし。(って、怒られそう…) 最後にスクリーンに亜美さんからのメッセージが出て大団円。

 ということで合計19曲で満腹になりました。おかわりの声も多いようですが、本当にコンサート自体もう1杯もう2杯あることを希望します。できればこのまま東北ツアーとか行って欲しいくらいですが、一番厳しいのはミュージシャンのスケジュール確保でしょうか。それくらい豪華なメンバーですし。

 今もニューアルバムをガンガンリピートしながらこれを書いてます。次のコンサートの予定が決まればここでもお知らせしますが、まずは皆様にはニューアルバムの「soup」をご堪能いただきたく、またお近くでコンサートが行われる際には是非足を運んでいただければきっと幸せになれると思います。なんか書き忘れてることも多いような気もしますが、また思い出した際には付け足しましょう。ギターの話はきっとあとであれこれ書くと思います。二人ともかっこよかったし。