今日のひとネタ

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マイケル・ランドウ特集が!

2012年03月14日 | 尾崎亜美

 ギターマガジン4月号にマイケル・ランドウ特集があります。この人は尾崎亜美さんの「Air Kiss」でギターを担当しておりましてそれはそれは凄腕の人です。このアルバムはデイビッド・フォスター氏がアレンジを担当したアルバムで、彼は前作「HOT BABY」で亜美さんと組んだ際にその才能に惚れ込み、次作であるこの「Air Kiss」ではミュージシャンとエンジニアを連れて来日してレコーディングを行いました。その際のギタリストがマイケル・ランドウ氏だったと。


 今回の特集でもマイケル・ランドウ氏セッションワークとして「Air Kiss」がジャケット付きで紹介されてます。前作の「HOT BABY」ではギターがスティーブ・ルカサー、ジェイ・グレイドンという王、長島級のビッグネームだったのですが(例えが古い)、なんとマイケル・ランドウ氏はルカサー氏の高校の1年後輩でよくつるんでたんですと。プロのミュージシャンになったのもルカサー氏の紹介だったようですね。「Air Kiss」の頃はまだ駆け出しだったようですが、それはそれは素晴らしいプレーを繰り広げており、まさに若虎だった頃の掛布の活躍を彷彿させる…って、またまた例えが古い。


 なにしろギターソロが印象的な「DEEP」「グラスのルージュ」「銀幕の恋人」「Just Once Again」、リフがなんともかっこいい「フォギーナイト」「純情」など本当にいい仕事をしてます。「フォギーナイト」はB’zの松本氏がソロアルバムでカバーしてたし、「純情」は今もライブの定番であのイントロがなければ成り立たない曲だし、「HOT BABY」でのルカサー氏よりは「Air Kiss」でのランドウ氏のプレイの方がファンには印象が強いのではないでしょうか。亜美さんの35周年記念コンサートに参加したSLTの西村智彦氏も以前「マイケル・ランドウ氏のようなプレイがしたい」と語ってたのが今回の特集で紹介されてたりします。


 なお、このアルバムのレコーディングにはデイビッドフォスター氏がエンジニアも連れてきたのですが、誰かというとジョージ・マッセンバーグ氏。ビリー・ジョエル、リンダ・ロンシュタット、TOTO、EW&Fなどのレコーディングエンジニアとして有名なのですが、発売中のSax & ブラスマガジン春号のEW&F特集では元スペクトラムの吉田俊之氏がこの人のレコーディングの技を1ページ使って解説してました。それを考えると、楽曲といい参加ミュージシャンといいレコーディングエンジニアといい、本当にすごいアルバムなのですが現在はどこでも在庫無し…。これはなんとかならんもんでしょうか?>ポニーキャニオンさん 今回のギターマガジンでも再三紹介されてるし興味持った人多いはずですが。


 ということで、関心を持った方はまずギターマガジンをお読み下さい。エディ・ヴァン・ヘイレンの表紙が目印です。どーですか、お客さん。