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今日のひとネタ

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「夢のエネルギー“常温核融合”事件」>フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿

2021年03月04日 | TV番組レビュー
 当方純度100%の文系人間。「核融合ってなんだっけ?」と思いつつ、たまたま見たのがこのBSPでの「フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」での核融合の話。核融合とは、超高温を得られるもので、簡単にいうと地上に太陽を作るようなものだそうです。これができればエネルギー問題は一気に解決される夢の研究だとか。

 その核融合については、熱核融合と常温核融合などがあって、今回テーマになっている「常温核融合」は1989年にアメリカの科学者が論文を発表して大騒動になったとか。今回はその顛末を描いたものですが、私はその当時ニュースは見たのでしょうがまったく記憶しておらず、結末がどうなるかハラハラしながら見てました。

 いうならば、アントニオ猪木対ウイリー・ウイリアムス戦の結果を知らないままに、今初めてビデオを見るような感じで、科学音痴でもこの事件は相当面白かったです。

 関心を持った人は、ことの顛末はネットで調べて下さい。何がどうかというと、今回リモートで参加していた東北大学の教授が面白かったので。この人は小学生の頃から「将来は熱核融合の研究者になる」と決めていて、この常温核融合のニュースを見た頃は高校生で、「常温核融合なんかされたら熱核融合は意味がなくなる。」と思ってたとか。

 この人がなぜ小学生の頃にそんなことを考えたかというと、きっかけはガンダム。あの中ではエネルギーは大体核融合炉で作られていたので、将来それができるはずだと思ったとか。それにしても、小学生でそこに興味を持つのも凄いですが、実際にその研究者になり大学教授にもなったというのが立派です。

 私が子供の頃に衝撃を受けたヒーローというと、なんといっても初代の仮面ライダーで、あれを見ててバイクに乗ってみたいとは思いましたが、ショッカーの総裁になって改造人間作ろうとかは考えなかったし。

 ただ、もしかするとあれを見てショッカーを作って世界征服をしたいと考えた子供はいるかもしれません。世界征服をして何をするかというと、男子としては「世界の女は俺の手に」とか竹村健一的な事に行きつくのでしょうが、考えるのは勝手だけどそれに向かって日夜真剣に努力する人とはお友達になりたくないものです。

 ところで、アニメに出てくる夢のようなもので実現させたいのは、やはり「キューティーハニー」に出てくる空中元素固定装置。私は不勉強なので知りませんが、これも現実にどこかで研究が進んでたりするのでしょうか。とはいえ、まずは今回のテーマの核融合の研究が実際どこまで進んでるかもわかりません。少なくとも実用化はされてないのは確かで。(当たり前)