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真璃子さんの曲 聞いてみました

2021年03月11日 | 尾崎亜美
 先日の「ファムラジオ」からの続きで尾崎亜美さんの提供作品をあれこれ聞いてて、真璃子さんのアルバムをSpotifyで見つけたので聞いてみました。

 亜美さんが提供した真璃子さんの曲は、

届かなかった AIR MAIL(作詞:夏目純)
夢を叶えて(作詞:真璃子)
ルーレット(作詞:夏目純)
VENUS
小さなオルゴール(作詞:真璃子)

の5曲かと思われます。このうち「届かなかった AIR MAIL」「ルーレット」「VENUS」は、亜美さんが「POINTS-3」でセルフカバーしてたのでよく知ってます。この3曲は「POINTS-3」の中でも特に好きな曲でしたが、最初に聞いた時は意識しなかったので、今見てどれも真璃子さんへの提供曲だったと気づいてちょっと驚き。

 「届かなかった AIR MAIL」はアレンジもほとんど同じと思ったら、編曲が亜美さんのバンドでキーボード弾いてた富田素弘さんですね。富田さんは、亜美さん曰く「色んな人のプロデュースもしたりすごく才能ある人なのに、とてもそうとは思えないほど品のない豪快な笑い方をする。」とのことでした。楽しい人なのでしょうね。

 そして、やっぱり「ルーレット」も凄くポップで聞いてると楽しくなります。亜美さんの曲は、サビになってやたらと盛り上がるとかいうパターンでない感じが多いのですが、これも歌いだしから弾けてて、あちこちに美味しいフレーズがあり「まさに尾崎亜美」という感じの曲です。(うまく言えませんが…)

 「VENUS」は、以前NHK東北ローカルの「ゆうゆう東北」という番組のオープニングテーマになってて、それは亜美さんのセルフカバーヴァージョンだったのですが、それは番組の女性スタッフたちの強烈な希望があったのだとか。「桜貝をビルの海に投げ 運命を変えるわ」というのが結構ドラマチックで。

 真璃子さんの曲では、真璃子さん本人作詞もありますが、この当時の亜美さんは夏目純さんと組んでるのが多かったです。名前はよく目にすれども姿は見たことなかったので、私は一時亜美さんが作詞するときのペンネームを「夏目純」にしてたのかと思ってました。

 が、アルバム「Natural Agency」の歌詞カードで、この言葉のアイディアをくれたのが夏目さんということで、その感謝の言葉があったから「ああ、実在の人物なんだ」と思った次第。あとは、ラジオ番組か何かで亜美さんが「夏目純って女の子が…」と言ってた事があって、「ああ、女性なんだ」と判明。しかし、いまだにどういう人か見た事ありません。もっとも、作詞家ってこの人に限らず姿を現さない人も多いような気はします。

 ところで、亜美さんの作品も収録されているアルバムの中の曲で「ひとかけらのShooting Star」というタイトルのがあります。作詞は夏目純さんで、作曲は上田知華さん。このタイトルはどこかで聞いたようなフレーズ。亜美さんと夏目さんは色々刺激し合ってたのでしょうね。ふ~む。