今日のひとネタ

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「中くらいもいいさ」という話

2021年03月02日 | ギターと楽器のこと
 「どれくらい これくらい ほどほどに ほどほどに 中くらいもいいさ」というCMソングがありました。これはキリンビール中瓶のCMなのですが、妙に耳に残ってます。

 中瓶の登場が騒がれるくらいだから、当時はビールと言えば大瓶だったのでしょう。あのビール箱にぎっしり入ってるのは紛れもなく大瓶でしたし、子供の頃に我が家の冷蔵庫に入ってたのも間違いなく大瓶でした。

 大瓶の容量が633mlというのはなぜか?というのはあちこちのサイトに書かれてるので、興味がある人はそちらで調べて下さい。一方小瓶というのもあったはずと思ったら、そちらは334mlなんですって。普通の缶ビールくらいなんですね。

 それで、このキリンビール中瓶のCMについて調べたら、これが1972年だったそうです。小学生だった私の耳にも残ってるくらいだから、このCMはその手の賞も受賞したそうで歌はボニージャックスだったとか。

 それにしても、私なんぞは350mlの缶ビール1本でもいいくらいなのが、大瓶の場合は一旦開けると633ml飲まねばならないということで、昭和の大人は相当ガブガブ飲んでたんですね。

 なんでこんな話を思い出したかというと、ギターの弦の.0095というセットを買ったので。これはかなり「中くらい」の雰囲気が漂います。

 普段一番使うギターはEagle(ちなみに国産)で、.010のセットを張ってて困らないのですが、甲斐バンドごっこをするときに使う335(国産だけど)に.010を張るとちょっときつい気がして、もう1本あるレスポール(国産だけど…)も.010だとちょっとテンションきつい気がするのですね。

 それで、今日は弦を買いに行ったらたまたま.0095というセットを見かけて、値段はまあ普通だったから買ってみました。以前は.009のセットを常用してたのですが、ソロの音をちょっと太くしたいと思って.010にしたら割といい感じの音になった気がしてそれ以来Eagleには.010と。

 どれもギブソンのスケールというかミディアムなのですが、ギターによってテンションが違うというのはネックの角度とか関係あるんでしょうか。他にネックの太さで弾きやすさが違うというのもありそうですが。

 もしこの.0095が感触が良くて音もいいならどのギターもこっちでもいいかなあと思う次第。ただし、当分ライブの予定はありません。太くて張りがあって伸びやかなソロの音というと、やはりサンタナの「哀愁のヨーロッパ」が私にとっては一番です。

 ということで、今日は「中くらい」の話でした。普段から.011を張ってるとかいう男らしい(?)人からすると、「何を小せえことを…」という感じかも。