ずうとるびというと、あのずうとるびです。ちょっと前はSpotifyには数曲しかなかったのが、今はベストアルバムがありますのでおなじみの曲は結構聞けます。そして、そのベストの収録曲は以下の通り。
ずうとるび ゴールデン☆ベスト
1.ずうとるびのテーマ(1stアルバム)
2.透明人間(シングル・1stアルバム)
3.恋のパピプペポ(シングル・2ndアルバム)
4.みかん色の恋(シングル・2ndアルバム)
5.恋があぶない(シングル・3rdアルバム)
6.太陽の季節(シングル)
7.初恋の絵日記(シングル)
8.恋の夜行列車(シングル・5thアルバム)
9.ペチャパイブギ(シングル・5thアルバム)
10.愛の反逆(シングル)
11.春です(シングル「透明人間」B面・1stアルバム)
12.おかあちゃん(シングル「恋のパピプペポ」B面・1stアルバム)
13.こずえちゃん(シングル「みかん色の恋」B面・1stアルバム)
14.はばたけ僕の翼よ(シングル「恋があぶない」B面・3rdアルバム)
15.小さないさかい(シングル「太陽の季節」B面)
16.君をひとりじめ(シングル「初恋の絵日記」B面)
17.お手紙下さい(シングル「恋の夜行列車」B面)
18.君は四葉のクローバー(シングル「ペチャパイブギ」B面)
19.美しい涙(シングル「愛の反逆」B面)
20.寿限無(3rdアルバム)
21.ずうとるびのテーマ (LIVE)
アルバム曲も結構入ってるかと思ったら、このベストはエレックレコード時代のシングルとそのB面だけでほぼ構成されてるのですね。ずうとるびは「愛の反逆」を最後に東芝EMIに移籍しましたが、それもそのはず「愛の反逆」の発売直前にエレックレコードは倒産したのでした。
調べてみたらずうとるびは75年3月に3rdアルバムが出て8月に4枚目が出て、9月にはライブアルバムが出てます。ファンはお小遣いをやりくりするのに大変だったことでしょう。感覚としては乱発という感じですが、レコード会社としては「売れるうちに」ということだったのかもしれません。驚いたことに4thアルバム「どりーむらんど」はシングル曲なしですし。
ちなみに彼らのヒット曲をWikipediaで調べると、一番チャートが上なのが「恋があぶない」で、次が「みかん色の恋」と「太陽の季節」。「初恋の絵日記」で紅白に出ましたが、なぜかデータなしです。
ただ、Spotifyで再生回数を見ると、
みかん色の恋 12,103
恋があぶない 2,836
初恋の絵日記 2,059
恋のパピプペポ 1,872
恋の夜行列車 1,734
太陽の季節 1,396
愛の反逆 1,061
となっており、みかん色の圧勝。確かに今でも「ずうとるび=みかん色の恋」というイメージは強いので、ヒット曲というのは当時のチャートよりこういうところで評価されるべきかもしれません。ちなみに、このアルバムの他の曲は再生回数表示されてませんので、おそらく1000回以下なのでしょう。
なお、エレックレコード在籍時というとメンバー交代前なので、上記の曲にはすべて笑点でおなじみの山田君が参加してます。そして、参加してるどころか、
ずうとるびのテーマ
寿限無
透明人間
はばたけ僕の翼よ
こずえちゃん
おかあちゃん
ペチャパイブギ
恋の夜行列車
お手紙下さい
は、すべて作詞・作曲:山田隆夫。当時は印税で相当稼いだでしょうね。
ということで、これで皆さんずうとるびの事をかなり理解できたでしょうから、張り切ってSpotifyで聞きましょう。