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ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」終わりました

2023年06月12日 | ドラマレビュー

 テレ朝で木曜夜9時からのドラマが終了しました。特に期待してなかったのですが、かなり面白かったです。期待してなかったのは特に面白そうな設定でないことと、好きな俳優が誰一人出ていないというか、どちらかというと苦手な人が多い事でした。

 果たして登場人物のキャラ設定が絶妙で、役者さんもそれに上手く乗っかって回していった感じ。桐谷健太などは、いつもは気になる暑苦しさとあの滑舌が、不器用な人情派かつ暴走型刑事として楽しめましたし。

 今回の役柄としては

・刑事:桐谷健太、磯村勇斗、岡崎紗絵、長井短
・検事:北村有起哉、中村アン、西村元貴
・判事:吉瀬美智子

であり、関連するところでは検察庁の事務官が比嘉愛未、警察署長が伊藤淳史、登場人物たちの行きつけの店の女将が奥貫薫でした。

 今回の一番のヒットは北村有起哉で、真面目だけど不器用で若干自意識過剰の検事をユーモラスに演じ、新境地というところでしょうか。あとは連続ドラマの効用で、岡崎紗絵と長井短の女性刑事コンビも徐々にキャラが浸透してきて面白かったです。欲を言えば、北村有起哉以外の検事のキャラがもっと立ってればよかったのですが。中村アンにはもっと目立って欲しかったし。なんか、もったいない気もしました。

 そして、これまで良いと思ったことのなかった(失礼)比嘉愛未が、今回は凄く魅力的でした。ここも役柄によるのでしょうね。元々きれいな人ですが、脚本と演出の勝利でしょう。

 多分、はぐれ刑事的な感じで続編があるのではないかと思うのですが、またやるのなら私は見ます。ストーリーとしては単純だったり極端だったりするところも多々ありましたが、刑事ものってのはそういうもんだと。視聴率は特によくなかったようですが、私は楽しめました。まずはいいものを見せて貰って感謝です。