へヴィメタのススメ

　今日はHR/HM（ハードロック・ヘヴィーメタル）の魅力を伝えようと思う。

　今は聞く事はほとんどないが、学生の頃はよく聞いたもんだ。その中でもオレのお気に入りのギタリストにザック・ワイルドというギタリストがいる。ワイルドという名前に負けじとその風貌もワイルドだ。

　インタビューなどを見ても豪快そのもの。

　インタビュアー
　「今回のギターソロはどういう風に弾きましたか？」

　ザック・ワイルド
　「いちいち覚えちゃいないぜ」

　インタビュアー
　「若い人たちにギターがうまくなる方法などを教えていた
　　だけないでしょうか？」

　ザック・ワイルド
　「ビールを飲んでギターを弾くだけさ」

　万事がこんな調子で読者の期待を裏切らない。
　
　「練習なんかくそくらえだぜ」という姿勢を見せるザックだがデビュー当時の写真を見ると今の面影を見いだす事は難しい。

　このころのインタビューを見ると謙虚な発言が見られ、一人称もオレではなくボクになっていた。しかも明らかに鍛えてます。
　人の体はビールを飲んでギターを弾くだけではマッチョにはならない。
　激しいトレーニングと適切な食事を取ってはじめて一枚目の写真のような体になるものだ。

　さらにこのザック。ヘヴィメタに限らずあらゆるジャンルのギタープレイする事ができる。特にカントリーギターが得意でその筋のプレイヤーにもひけを取らない腕前だ。
　カントリーギターと言えばものすごく難しくてビールを飲んでいるだけでは学べない。当然人一倍の努力が必要となる。

　要するになにが良いたいかと言えば、このザック・ワイルドこそがヘヴィメタを体現しているんだな。このへんの感覚はプロレスに通じるものがある。

　この感覚を楽しめるかどうかがヘヴィメタを楽しめるかどうかって話。