モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

トレーニング ~ 時間の使い方3

2011-03-28 | スケート、自転車その他スポーツ

そして、昨日はトレーニングもたっぷり時間を使いました。

3時間ランを試みました。

とは言ってもトレッドミルですが。

結果は2時間20分で断念。

なぜなら退屈~すぎるので! 同じ風景を眺めるにはながすぎる。

2時間で止めようかと思ったのですが、もう一がんばり20分。でも限界でした。

余力はまだあったので、今度は外でトライします。

私が思うに、トレッドミルの良いところは、ペース管理ができること、安定した環境で運動できること、着地の衝撃が少なく負担が軽いこと、そして道路のように左右の傾斜がないのでおかしな所が痛くならないことなどです。故障せず力を付けるのはもってこいなのですが、なにぶん退屈です。私はiPodなどは持っていないので、退屈の対処が重要です。

 

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N響アワー ~ 時間の使い方2

2011-03-28 | 読書、芸術

夜はN響アワーを見ました。これも普段邪魔されずに見通す事が難しいのです。

演目はドボルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104。チェロは堤剛さん。指揮はネルロ・サンティさん。

 

私と子供の間で、ほとんど常人の域から脱してしまっている熟達者を「妖精」と言っています。

妖精化の基準として、容姿がとても重要なファクターであることは言うまでもありません。

指揮者のサンティさんはそのままでファンタジーに出演できそうに可愛いお爺ちゃんです。

堤さんは、桐朋学園大学の学長、日本のチェロ第一人者です。

容姿端麗の美男子ですが、好々爺然とした雰囲気もあります。しかし、その中にも鋭さが見え隠れし、忍たま乱太郎に出てきても不思議ではないですね。

鍋の蓋で刀を受けたり、手裏剣など投げそうです。睫毛がセクシーですね。

まあ、そんなくだらないことを考えながら見ていました。

好きな曲だったし、良い演奏だったので楽しい時間が過ごせました。生だったらどんなに良かったかと少し残念でも。

で、気づいたことですが、堤さんの左手の指先が変形していました。弦を長年押さえたためでしょう。指先は平らで第一関節までが爪を内側にしてかなり湾曲していました。60年の演奏活動の賜物ですね。

それから第2楽章で只1音、ピチカートが入ります。これは弓を持つ側の指で行うのかと思ったら、弦を押さえる側の指で弾いていました。漫然と見ていたのですが、その瞬間が目に飛び込んできて、びっくりしました。

CDでは分からない事が映像から分かりました。ピアニッシモの時も全力で引いているような姿が若々しかったですね。

聞き終わって、本当に嬉しくなりました。

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皇帝のいない八月 ~ 時間の使い方1

2011-03-28 | 読書、芸術

昨日は久しぶりに時間が自由になりました。

何かをしていて中断して別のことをしなければならないって嫌ですよね。

昨日はそれが比較的少なかったんです。

で、色々しました。

1.ビデオを見ました。標題の「皇帝のいない八月」を鑑賞しました。普段、2時間30分も連続して時間を使うなんてあまりできないんですよ。

さて映画ですが、色々な制約でチープに見える部分も多いですが、おもしろかったですね。個性の強い俳優(皆若い!)が多く出演していて、それを見るだけでもわくわく。自衛隊のクーデターものです。反乱分子のリーダー役に渡瀬恒彦。妻に吉永小百合。その父で政府側自衛隊幹部に三國連太郎です。訳ありで渡瀬に嫁いだ娘の所へ、様子を探るために三國が訪れます。吉永小百合が三國にビールを出すのですが、最初にコップ半分位しかつがないんですね。扇子を使いながら三國はクッと飲み干します。ああ、良い演出だな、このようにビールをつげる人はなかなかいないなと感心しました。

クーデターの動機を渡瀬が語るシーンがありますが、典型的な右側の理論です。机上の空論のように思えました。今の社会、右側の理論を持ち出さなくても、クーデターの動機は沢山あるぞ!!右側の理論に共鳴できない多くの人達の中にも、社会に対する不満は増大していると思うのです。そういうものの集積が不穏な行動を誘発しないとは言い切れないでしょう。と思って怖くなった私でした。

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