Mカフェ

憧れのZ4M乗りだったのに。。。諦められないので、また
ブログ再開です。 

国産ファミレスのパイオニアが潰れた。

2009-10-30 18:47:37 | 世間話
24年前にジョナサンでバイトをしていた。 
成人して、学生だけど仕事のおもしろさや
充実感を初めて体感し。 
この時、社会に出てもなんとか生きていける
自信のようなものを得た。 
バイトながら、昇給制度があって、社員並みの
責任あるポジションになったことでなおさら
やりがいを感じた。 
バイトなのに頼りにされる、任せられるので、
学校も行かずにバイトばかりの生活だった。 
学生を使って、24時間営業の店を運営するのは
この頃からファミレス業界は必須だったと思う。 
時間に余裕があって、足りない時間帯にシフトを
上手くはめ込んでいかないと24時間の営業は
難しい。 社員全員で24時間営業は、人件費が
高過ぎて商売にならない。 
若い学生なので、長時間勤務や深夜勤務、ハードな仕事も
病気もせずにこなせることができる。 

セントラルキッチン(食材を調理する工場)を持ち、
アルバイトでも簡単に調理できるような状態にする
ことで、誰が調理しても、どの店で食べても同じ
味や品質で料理を提供できるようにしたのも、ファースト
フード店やデニーズなどのアメリカ系チェーンの影響を
受けて、急成長した。 
ロイヤルホスト、COCOSなどのファミレスも出てきて、
その後、専門店化していくことになる。 
ステーキレストランやハンバーグ専門店、和食専門店、
中華、イタリアン、回転ずし、うどん、カレー、丼ぶりもの等など。 
そして、今のファミレスの最大の脅威となった、居酒屋
チェーンだ。 
和民グループやその他居酒屋チェーンは、ファミレス
メニューよりも多彩で、一品の単価が安く、アルコールの
種類も豊富であり、すべてファミレスの要素を備わりながら、
メニューの豊富さでは勝るので、だんだんに居酒屋チェーン
にお客さんが流れて行った。 
多様なニーズに応えるか?!専門店となって味の質を上げて
勝負するか?! 低価格で勝負するか?! 
外食業界は、大雑把に言ったらこのどれか?!に
要素がないと生き残っていけない。 
すかいらーくはガストで十分じゃぁん!!となり、ガストを
始めたことで、自らの特徴を無くしていったし。 
不況の世の中の後押しもあっただろう。 
本格派?!グリル料理のロイヤルホストや軽食、デザートの充実した
デニーズも厳しい営業状態では、あるが
メニューの特徴がそれぞれあって、この先も存在意義は
十分にあると思う。 

すかいらーくが無くても、ジョナサンとガストで同じハンバーグ
やチキンステーキ、ドリアなどが食べれるので、消費者から
すればまったく影響はない。 
同じ品質の材料をグループチェーンに回していたのが、効率で
よかったのだが、一方ではすかいらーく自信の特徴が削がれていったの
も、事実だ。 
ファミレス離れと、言ってもどこで食べても失敗がない、安定した
品質を提供できること、清潔で広々とした店内など。 
まだまだ、個人店よりも優れた要素があるので、存在意義があるので
これからも切磋琢磨して頑張って欲しい。 

田舎暮らしだと、クルマで行けて、安心して入れる店が少ない。 
ファミレスは田舎モンの味方なのだ。 
最近は、かっぱ離れで、すかいらーくグループのととやみちに行っている。 
かっぱよりも新鮮で豊富なネタがイイね。 
今やっているトロフェアーも値段も安く、いいネタを出している。 
それでもあたしが行っている店はそんなに繁盛していない。 
回転ずし業界ではちょっと中途半端となっているようだ。 
100円均一の低価格のかっぱやその他チェーンはその安さで
集客。 
ローカルチェーンの繁盛している回転ずしは、そのネタの良さとネタの豊富さ
では、ととやみちの上を行く。 
魚屋や卸問屋系が回転ずしを経営しているので、やっぱり品質では
上を行くのだ。 
その分、値段も上がるのだけど。 
特徴は、やっぱりととやみちよりもある。
でもでも~~、低価格の安す売りの店より品質はかなり上だよ
、でもそんなに高くないでも味や鮮度は十分に満足。 
沼津港から直送を売りにする店よりはそりゃぁ~、鮮度も落ちるけど、
そんな店は行くには遠いし、値段も
やっぱり安くはない、まあ、高くはないけど。 
ととやみちは、行くには便利な場所にあって、値段も
ファミレスで食べる時と殆ど変らない値段で食べれる。 
満足度では、鮨を食べて、同じ出費なら、あたしなら
ととやみちとなる。 
ちょっと前では無かった、できなかった、鮮度を要求される
生桜エビやしらすは、ととやみちでも美味しく食べれる。 
これも冷凍技術や運送システムの構築により、地もの以外
でも美味しく食べれるようになったのだ。 
時代が変われば、流行る店も変わるので。 
変わらずにひとつの店を維持していくのは大変です。 

なんだかんだ言っても、ジョナサン時代に従食で、ハンバーグ
を毎日のように食べていたので、すかいらーくグループの
ハンバーグは大好きなのです。 
それは、他のファミレスチェーンのものとは別モノとして。 
何か、食べ慣れたクセになる味になっているのです。
あと、もうひとつ、ジョナサン時代にこれはみ~~んなが
言っていたことだけど、ニンニク臭いチキンステーキの
ガーリックソースなんだけど、これは圧倒的に女性が
注文するメニューだった。 
臭いのを気にする女性ってニンニク臭いのって頼まない
のでは~~!?とそれまでは常識のように言われてたけど。 
実際は、女性が好きな味だったのです。 
あたしも、ハンバーグに次いでよく食べたのが、チキンの
ガーリックソース、これはホント、クセになるソースです。
すかいらーくでは、30年くらいは定番となっている
不滅のソースです。 
これは、マネできないソースです。 
あたしもこのソースはマネしたいけど、なかなかこの味は
自分では作れません。 
なので、たまにガストに行って食べに行きます。 
なので、時代が変わってもすかいらーくの味は、ず~~と
残って行って欲しいです。 
あたしが、人生の終焉を迎えるころに、若いころを思い出し、
ガーリックステーキを食べて、懐かしい気分に浸るひととき
っていいんじゃぁな~~~いと思うのです。 
がんばれ~~~~すかいらーく~~~~~!! 
あたしは、すかいらーくのファンであることは間違いありません。 
こんな国民は日本中にいっぱいいるよ!!きっと。