buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

成長する森

2009年08月05日 | 旅のお話
豊富な腐葉土に覆われているブナの森は、歩くと、いつでもスポンジのようにフカフカしているのだそうです。
(私が歩いた道は、整備されていましたから、ふかふかはしていませんでしたが)

ブナの森の下にはブナの根が張り巡らされ
腐葉土の働きによって地面にしみこんだ雨水は、ブナの根の働きで、更に深く地面に入り込んでいきます。
15年以上の時間をかけて、ブナが育んだ水は地上に染み出し、川となって海に流れ込み
プランクトンや海藻にとても良い影響を与えるのだそうです。
つまりブナは森の動物を育て、植物を育て、そして海の動物をも育てている、ということになる、、、。
すごいです!

ブナの大木に聴診器をあててみました。
「ざー」と音が聞こえました。
ブナが水を吸い上げる音、ブナの音が聞こえました。

不思議です。
本当に『生きている』ということがわかるのですから。

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絵本の深く自由な世界

2009年08月05日 | おもちゃ箱
午前中、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開かれている
『ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち』という美術展に行って来ました
子どもの成長とともに絵本の世界とはかなり疎遠になっていましたが、
改めて、絵本と言っても、まさに芸術の世界ですね~、、、。

原画をじーっと見ていると、絵本になってしまえばわからない でこぼこした表面、
失敗したところを白く塗った箇所など、いろいろ発見!
なかなか面白いのです

たくさんある絵の中で、チェコ、スロバキア、の旧東ヨーロッパの画家の絵に惹かれました。
共産主義の時代、絵本作家たちは自分の創造的で自由な思想を子ども向けの絵本の中に
深く深く隠していったのでしょうか、、、。
絵本の登場人物たちの目が印象的、、、
ぎろっと大きく見開いていたり、たくさんの人物が同じ方向を見つめているのに
ひとりだけ全然違う方向を見ていたり、、

さて、写真は『ぐるっとパス』のパンフレットです。
2ヶ月間で東京の66の美術館や博物館の常設展(一部特設展も)に入場できて、2000円なり。
すごいお得なチケットです。
今年の夏休みはこれでいくつか美術館をめぐってもいいかもしれませんね。

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揺頭の落とし穴

2009年08月05日 | おもちゃ箱

今マスコミで話題の俳優が使用したと言われる合成麻薬MDMA
中国語では「揺頭」と呼ばれています。
中国では豚の繁殖に時にこの薬を使うそうですが、、、
これを与えると、豚は激しく頭を振る、、、ということから『揺頭』と名付けられたとか。

以前、司法関係の通訳をしていたとき、
これらの合成麻薬を使った外国人の取り調べに立ち会ったことがあります。

『豚』とは異なるのです。
なぜ、そんなものを使って『エクスタシー』がほしかったのか。
人の心の闇は底なしですね。

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