buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

オステリア・ラ・ピリカのイタリア家庭料理

2009年08月25日 | おもちゃ箱
新宿3丁目のイタリア料理の名店『イルピッチョーネ』のシェフが
お茶の水聖橋そばに『オステリカ・ラ・ピリカ』というお店を開きました。
今日は、何十年ぶりに再会した友人とこの店を訪ねました。

ラ・ピリカのシェフには私の以前のイタリア人学生3名がいろいろとお世話になっています。
ひとりは大きいマルタさん、もうひとりは小さいマルタさん
(同時期に2人のマルタさんが同じ学校で勉強していたので、こんな呼び名になりました)
そしてアレクサンドラさん。
3人はイタリアの名門ベネチア大学で日本語を専攻した学生たちです。

今日は友人のごちそうでちょっとリッチなランチCコース。
前菜、えびとそら豆のトマトソースのパスタ、
キャベツ、ほうれん草、トマトのピザ
スープ、デザート、ドリンクです。

おいしかったです!
再会した友人とのおしゃべりも楽しかったので、
余計に充実したランチタイムになりました。
食事って、誰とどのように食べるかで、味がまた一段と変わりますよね。
おしゃべりがスパイスとなり、味が引き立ったり、ちょっぴりマイナスになったり。

ラピリカは都会の路地裏にある素敵なレストラン。
隠れ家レストランです。
ぜひぜひ、一度行ってみてください。
夜は少々お値段が張りますが、ランチコースはお手軽に北イタリアの家庭料理(マンマ)が
楽しめます。

写真はオステリア・ラ・ピリカのある路地裏に入る道の案内。
この奥にレストランがあります。
オステリア・ラ・ピリカ

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ポテトチップス考

2009年08月25日 | 授業
ポテトチップが大好きです。
高カロリーで塩分大目。健康のためには注意しなければいけないスナックですが、、、。
やっぱりおいしい!

先日、隣町の大型スーパーに買い物に行きました。
ポテトチップの種類が本当に多いのに、感動!
私が一番好きな『のり塩』をはじめ、コンソメ、うす塩、ガーリック、ペッパー、フレンチサラダ、バター醤油、
などなど

種類に関して言えば、世界にはまだ知らない味がいっぱいあります。
たとえば、『オイル&ビネガー』『ソルト&ビネガー』『チョコレートポテト』などはヨーロッパ系
『キュウリ』『焼き肉味』『八角味』『唐辛子』などはアジア系

日本でも無印良品で出している『素のままのポテトチップス』+『トッピングパウダー』
素のままポテトチップス
自分の好きなパウダーを別売りで買う事ができます。
『塩昆布』『マンゴーチリ』『シイタケ』『スモークチーズ』『カレー』『塩キャラメル』など11種類

こんなに種類がありすぎると、選ぶのも大変!
プリンストン大学行動経済学のシャフィール教授の『現状維持の法則』を思い出します。
~人は選択肢がひろがると、かえっていつも通りのものを選んでしまう~
大和証券CM・現状維持の法則

結局は私も『のり塩』を選んでしまったのですが、冒険もしてみたいので
無印良品の『素のままポテトチップス』+『シイタケ』も買いました。

ところで、以前日本語上級レベルの外国人学生たちをひきつれて
ポテトチップスを作っている製菓会社の見学に行った事があります。
そのとき、広報部の方々から、『プリンティング』ということばを聞きました。

学生A『私の国ではソルト&ビネガー味のポテトチップスがよく売れていますが、
    日本ではどうして売っていないのでしょうか?』
広報部『その人が小さな頃から慣れ親しんだ味っていうのがあるでしょう。
    例えば、欧米人にとってはポテトチップスののり塩は信じられない組み合わせ、
    でも日本人には子どもの頃からずっと食べ続けた味なんです』

つまり、小さな頃から『プリンティング』された味っていうことでしょうか。
だから、ソルト&ビネガーを売り出しても、まあ最初はみんな珍しがって食べるけれど
食べてみるとあまり口に合わない、、、ので、また『コンソメ』や『のり塩』に
戻ってしまう、ということでした。

確かに、そうかも。
私の小さな頃の定番は「のり」や「しょうゆ」ですから。

『プリンティング』と『現状維持の法則』、なかなかおもしろいです。

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