buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

日本語教師の平均月収

2009年08月13日 | お仕事いろいろ
首都圏の日本語学校に勤める日本語教師305人にアンケートをとった
記事を読みました。
http://newfinder.jp/2009/08/06/28229.html

それによると
平均月収(手取り)は15万5476円
時給の平均は1995円
77%の人が待遇があまり良くないと思っている、、そうです。

また、転職して日本語教師になった人のうち、
『転職してよかった』と思っている人が94、4%もいる、ということでした。

つまり、日本語教師という職業は待遇はよくないけれど、何だか魅力あり。
国際交流の一端を担い、やりがいのある職場、ということになるのでしょうか。

『ブラッドピットの付き人ができるなら、時給100円以下でもやりたい』と
冗談混じりに話していた学生を思い出しました。
100円、としたところがおもしろいのですが、彼女曰く『ボランティアじゃない』から
つまり自分の貯金が続く限り、自分にとって魅力のある「仕事」をしてみたい、
大変でもいい、ブラビといっしょなら苦にならない、、ということらしいです。

今まで
日本語教育や外国語教育の現場に長くいるので、いろいろな先生たちに会いました。

日本語教師になりたくてなりたくて、有名企業から転職したのはいいけれど、あまりの待遇の悪さ、
仕事の厳しさに3ヶ月で辞めた女性
日本語学校の仕事は大好きだけれど、どうにも生活できなくて、転職した若い先生
何十年もこの仕事を続けている生き字引のような熟練教師
大学院を出て、一応日本語学校で勤めているけれど、いつかは大学で教えたいと思っている教師
天職のようにこの仕事を楽しみ、授業の工夫を続ける先生
子どもを保育園に預け、自分のライフスタイルに合わせて仕事をしている主婦教師

みな目的も働き方も様々です。

いろいろあるけど、月収が手取り平均15万で、満足度が極めて高い職業なんて、、、
滅多にお目にかかれないことは確かだと思います。

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写真は昨年作った教材の表紙です