それぞれのお国柄によっても人間性が違うようです。
例えば品物を安く買いたいとしますとブルキナファソの商店には定価は付いていませんのでどこが安いのか高いのか比べることが難しいのです。
タバコ、酒販店のビール、生活必需品などは大体値段はどこでも同じですが電化製品、家具、服、靴、民芸品などは店によって値段が違うのです。
さて、私がブルキナベの友達に冷蔵庫を買いたいのでどこか安いところを聞くとしますと友達はにっこりと笑って快く彼の知っているという店に連れて行ってくれます。
店に行くと始めに値段を聞くわけですが大体外国人というと割高になるようなので当然値切るのですが友達も現地語のモレ語で店の主人と一生懸命に話をしています。
どうにか友達にも手伝ってもらい品物の値段がこれ以下は無理では無いかという所まで粘ってやっとのことで買うわけです。
その後友達に安く買えたお礼ということで食事をおごりいい気持ちで帰ってきました。
その後何日か過ぎて別の友達に会い冷蔵庫を安く買ったことを話すと彼は笑いながら俺の知っているところならそれよりももっと安く売っているというのです。
それから歳月が過ぎ解ったことですがブルキナベは外国人はお金を持っているのが当たり前という考えなので友人は一緒に値切る振りをして店の主人にモレ語で高い値段で売れたらリベートを受け取る話しをしていたのです。
私はまんまとはまってしまい結局は高い冷蔵庫を買い食事までご馳走してしまったわけです。
携帯電話はブルキナファソでも皆が持っています。
しかし電話料金はプリペード式なので始めに料金を払わないと通話は出来ません大体の電話料金は1分間同じ電話会社で100フラン、違う会社では200フランなのですが多くの人は料金を払うお金が無くよほどのことが無い限り自分からは電話を掛けません。
私が知っているブルキナベからの電話は大体2~3秒着信音が鳴ると切れます。
その後こちらで着信履歴を見て折り返し電話をするということになります。
ブルキナベと食事に行くとすると美味しい食事を食べさせてくれる店を紹介してくれるのはいいのですがいつもこちらで払うことになります。
その上タバコまでねだられ帰りのタクシー代まで出してあげることになります。
昼食や夕食時間になると来るブルキナベもいます。
日本では食事の時間帯は訪問は避けるのがエチケットですがここでは一向にお構いなしです。
むしろその時間に来た人には食事を勧めるのがこの国の常識なのです。
彼は私が作る日本食が気に入ったのか毎日のように来ていましたがある日梅干がたっぷりと入ったおにぎりとワサビをたっぷりと利かせた海苔巻きを出しまして。
すべて顔のパーツが大きめに出来ている彼は始めは嬉しそうに笑いながらおにぎりを口にしたとたん表情が激変し口がつぼまり顔中がしわくちゃに。
その後口直しにと濃く入れた日本茶をすすめ一気に飲むとしわくちゃの顔の口だけが一文字に広がり。
その後警戒しながら食べた海苔巻きを食べると顔が広がり大きく開いた目から涙が出てと鼻と口が力なくあいていました。
親爺は必死に笑をこらえては無表情を取り繕いながらも「ほ~らうまいだろ~」と美味そうに食べて見せます。
それから彼は食事の時間には姿を見せなくなりました。
何だかんだと言いながらも親爺は何故かそんなブルキナベが憎めないのです。
もしこれが日本だったらきっと何てけちなヤツと激怒しているでしょうね。
何故かと色々考えてみましてやっと結論に達しましたことは。
ここはブルキナファソだからなのです。
例えば品物を安く買いたいとしますとブルキナファソの商店には定価は付いていませんのでどこが安いのか高いのか比べることが難しいのです。
タバコ、酒販店のビール、生活必需品などは大体値段はどこでも同じですが電化製品、家具、服、靴、民芸品などは店によって値段が違うのです。
さて、私がブルキナベの友達に冷蔵庫を買いたいのでどこか安いところを聞くとしますと友達はにっこりと笑って快く彼の知っているという店に連れて行ってくれます。
店に行くと始めに値段を聞くわけですが大体外国人というと割高になるようなので当然値切るのですが友達も現地語のモレ語で店の主人と一生懸命に話をしています。
どうにか友達にも手伝ってもらい品物の値段がこれ以下は無理では無いかという所まで粘ってやっとのことで買うわけです。
その後友達に安く買えたお礼ということで食事をおごりいい気持ちで帰ってきました。
その後何日か過ぎて別の友達に会い冷蔵庫を安く買ったことを話すと彼は笑いながら俺の知っているところならそれよりももっと安く売っているというのです。
それから歳月が過ぎ解ったことですがブルキナベは外国人はお金を持っているのが当たり前という考えなので友人は一緒に値切る振りをして店の主人にモレ語で高い値段で売れたらリベートを受け取る話しをしていたのです。
私はまんまとはまってしまい結局は高い冷蔵庫を買い食事までご馳走してしまったわけです。
携帯電話はブルキナファソでも皆が持っています。
しかし電話料金はプリペード式なので始めに料金を払わないと通話は出来ません大体の電話料金は1分間同じ電話会社で100フラン、違う会社では200フランなのですが多くの人は料金を払うお金が無くよほどのことが無い限り自分からは電話を掛けません。
私が知っているブルキナベからの電話は大体2~3秒着信音が鳴ると切れます。
その後こちらで着信履歴を見て折り返し電話をするということになります。
ブルキナベと食事に行くとすると美味しい食事を食べさせてくれる店を紹介してくれるのはいいのですがいつもこちらで払うことになります。
その上タバコまでねだられ帰りのタクシー代まで出してあげることになります。
昼食や夕食時間になると来るブルキナベもいます。
日本では食事の時間帯は訪問は避けるのがエチケットですがここでは一向にお構いなしです。
むしろその時間に来た人には食事を勧めるのがこの国の常識なのです。
彼は私が作る日本食が気に入ったのか毎日のように来ていましたがある日梅干がたっぷりと入ったおにぎりとワサビをたっぷりと利かせた海苔巻きを出しまして。
すべて顔のパーツが大きめに出来ている彼は始めは嬉しそうに笑いながらおにぎりを口にしたとたん表情が激変し口がつぼまり顔中がしわくちゃに。
その後口直しにと濃く入れた日本茶をすすめ一気に飲むとしわくちゃの顔の口だけが一文字に広がり。
その後警戒しながら食べた海苔巻きを食べると顔が広がり大きく開いた目から涙が出てと鼻と口が力なくあいていました。
親爺は必死に笑をこらえては無表情を取り繕いながらも「ほ~らうまいだろ~」と美味そうに食べて見せます。
それから彼は食事の時間には姿を見せなくなりました。
何だかんだと言いながらも親爺は何故かそんなブルキナベが憎めないのです。
もしこれが日本だったらきっと何てけちなヤツと激怒しているでしょうね。
何故かと色々考えてみましてやっと結論に達しましたことは。
ここはブルキナファソだからなのです。