幸副とは・・・
ブルキナファソに住んでいるといろいろと事件が起こります。
昨日は近くの高級ホテルと向かい側の高級レストランがテロリストに襲撃されて23人が死亡し60人が負傷する事件がありました。
その後ブルキナファソ、フランス、アメリカの特殊部隊によって鎮圧されテロリスト4人(女性2人)が死亡、2人が拘束されました。
5年前にも軍の暴動があったり2年前には大統領の追放騒動や昨年はクーデターと物騒な事件が起こります。
そのようなことで今日は豚肉をつつきながら一人で晩酌をしている次第です。
酔いがまわるにつれ親爺の脳みそも回りだし、[幸福]とは何ぞや・・・・。
- 『ニコマコス倫理学』
- 幸福とは快楽を得ることだけではなく、政治を実践し、または人間の霊魂の固有の形相である理性を発展させることであるとして、幸福主義をとなえた。
- 『語録』
- 己の力の及ぶものと及ばないものを識別し、自己抑制をもって生きることを説く。
- 『エチカ』
- 物事を永遠の相のもとで見ることが幸福(神に対する知的愛)への道であるとする。
- 『幸福について』
- 目先の環境に振り回されるのをやめ、すべては空しいと諦観することで精神的落ち着きを得るべきである。世俗的な幸福の源泉を人のあり方・人の有するもの・人の印象の与え方に大別した上、肝心なのは「人のあり方」であるとする。
- 『意志と表象としての世界第四部』
- 自他の区別を去った意志の否定を説く。
- 『幸福論』
- 健全な身体によって心の平静を得ることを強調。すべての不運やつまらぬ物事に対して、 上機嫌にふるまうこと。また社会的礼節の重要性を説く。
- 『幸福論』
- 己の関心を外部に向け、活動的に生きることを勧める。
- 『幸福論』
- 神のそば近くあることが永続的な幸福を約束するとする宗教的幸福論。
- 『私の幸福論』
- 不公正な世の現実を見据え、弱点を弱点と認識した上でとらわれなく生きること。望むものを手に入れるために戦い、敗北しても悔いないこと。
Wikipediaではこのように書かれています。
幸福という短い単語にはとても深い意味があります。
しかし幸福の実現の裏側には不幸があります。
親爺は最近テレビでライオンがシマウマをとらえて子供たちと一緒に食べるシーンを観ました。
ライオンは幸福ですがシマウマにとっては不幸です。
戦争も勝てば英雄、負ければ戦犯。
地球に暮らす人間は現在72億人を超えています。
世界の人口は、1分に137人、1日で20万人、1年で7千万人、増えています。
世界中で、1年に6千万人が亡くなり、1億3千万人が産まれます。
貧富の拡大、温暖化など問題が山積です。
石油の枯渇が近づき、表土と森が失われています。
国際応用システム分析研究所(IIASA: International Institute for Applied Systems Analysis)の計算によると、世界の人口が90億人に達するのは、ようやく2070年のことになるだろうと予測しています。
ただ、このニュースはまったく落胆するような ものではありません。
これは人口過剰へのブレーキとなる。まさに地球が必要としていることなのです。
もうひとつの可能性は、人類が消滅していくというものです。
IIASAはこのことを確信しているようです。
08年のリポートによれば、もし現在のヨーロッパの出生率(女性1人あたり1.5人)が世界中でも定着すれば、世界の人口は2200年には半分になるだろうといわれています。
さらに、2300年には10億人をわずかに下回ると考えられています。
親爺も人間として生まれて凡夫でありますので先ず自分の幸福を考えます。
端的に言えば、人生が思い通りになることが幸福なのです。
自分の幸福は何が幸福と思えることなのかと。
人の役に立つこと、人に好かれること、無事に事を成し遂げた、もちろんパチンコや懸賞に当たった時など幸福です。
今親爺が一番心配していることは不幸が不幸を呼ぶことです。
各地で起こっているテロもある意味では不幸がさらに不幸を呼んでいることなのかと思います。
不幸が不幸を繰り返さない方法はあるのか親爺にはわかりませんが政治倫理や宗教の教えが多様化し戒律が機能しなくなってきている現在、これから先の人々は何を支えに生きてゆくのか。
きっと有能な人か宇宙人が現れて人間を幸福に導いてくれることでしょう。
もう夜の12時か。
ちょうど3本めのビールが無くなったところで寝ることにしよう。