西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

諦めていた贈り物

2009-05-26 | Weblog
今日もブルキナファソらしい晴天に恵まれ外気温は45度と相成りましてこうなるとあまり晴天には恵まれないほうが生物にとっては大変良いのではないかなどと愚痴とも言えぬうめき声を上げている親爺であります。

今日は月曜日なので外に出かける用事があり、まずは銀行や郵便局などワガドゥグ市内をぐるぐると回り家に帰ってまずは渇ききったのどを潤すためにコカコーラの空き瓶に入れてある冷たい水を一気に飲み干し一息つけたところで郵便局から受け取ってきた依然私のところを訪れたゆう子さんが約1年も前に送ってくださった忘れかけていたというかあきらめていた贈り物の箱を開けると中に肥料の作り方を書いた本や自然素材の化粧品の本、犬の訓練師のことを書いた本のほかにいろいろな食べ物、中でも私のとても大好きなひじきや海藻のサラダその他ブルキナファソでは手に入らないものそして体に良いものが沢山入っておりました。

品物を一つ一つ手に取るとゆう子さんの心の温かさが伝わってきて少し暑さで弱っていた親爺には何よりの元気回復剤となりました。
お心添えの贈り物誠にありがとうございました。

と同時にゆう子さんを始め多くの皆さんが応援してくれているからこそ頑張って行けるのだとつくづく感じました。


雨のコムシルガ村

2009-05-22 | Weblog
暑いアツ~いブルキナファソ。 ここは首都ワガドゥグから25キロのところにあるコムシルガ村です。

 親爺は今この村で井戸を掘っているのです。
外気温48度の中すべての水分が放出してしまうのではないかと思うくらい空気は乾燥しまさにアフリカのサバンナの真っ只中です。
 日本でもたくさんの人が熱中症にかかるようですがここでは慣れないと10分も炎天下にいると脱水症になってしまいます。

子供たちがいたるところにあるマンゴの木から熟したマンゴを沢山持ってきてくれますのでおなかがすくとマンゴを食べながら仕事をします。
なんと贅沢なことか。

そんなある日、空に黒い雲が現れて雷の音が聞こえ始めました。
 村の人は久しぶりの雨を期待しているのかうれしそうに空を見上げています。
それから数分後大きな雨の粒がぱらぱらと落ちてきたかと思うと雨脚が強くなり一気に土砂降り状態に。

親爺はとっさに車の中に駆け込み雨のやむのを待つことにしました。 あたりを見渡すと子供たちはうれしそうにずぶぬれのままはしゃいでいます。

まるでサバンナ全体が生き生きとしているようにも見えるのです。

 ふと大自然の中で命の大切さそして尊さが感じられた一瞬でもありました。