毎日40度を越す暑さの中。
この季節ブルキナファソは何故こうも暑いのかと当たり前の尽きることの無い愚問を抱きながらの生活をいたしております。
一昨夜日やっと地獄の太陽が沈み冷蔵庫からそれまでペットボトルに入れ冷やしておいた水道水、すなわち「ワガドゥグの天水」を一息に飲み干し体内に潤いを与え今日もよく我慢できたと自己納得をしながら一日の汗を流すべくシャワールームへと赴くわけでございます。
しかし待てよ。
もしシャワーをしているときに誰か侵入してきたら、と思いましてポケットから鍵を出して出入り口の扉を閉め、これで一安心。
暑さでお湯状態になっているシャワーの水は決して気持ちの良いものではありませんがそれでも無いよりはましで濡れた体を扇風機に当てるとこれまた涼しく快適なのです。
ひとしきり涼んでおりますと誰か外でドアを叩く音。
誰かと思って見るとお友達のルイさんです。
鍵を差し込みドアのロックをはずそうと回しますと内部のどこかが引っかかり回りません。
何回か力を込めてまわしますと中が本格的に壊れたのか空回りをしてとうとうロックが外れなくなってしまいました。
と同時にある心配が頭を過ぎり、ルイさんが入って来られないということは自分も外に出られないのでは、ということです。
ブルキナファソでは防犯用にあらゆる窓に防護柵を取り付けてありますので窓からは出ることが出来ません。裏にもドアがあるのですが家の脇の狭い通路には沢山いろいろなものがつんでありまして容易に撤去することが出来ません。
ルイさんが言うことにはもう修理屋は店を閉めているから明日の朝まで待たなければならない、というのでルイさんとは窓越しにお話をしましてお互いに苦笑を浮かべながらそれではまた明日ということで取り敢えずお別れいたしました。
仕方なく途方にくれた親爺は翌朝お手伝いのサンドリンが来るのを待って修理屋を呼んできてもらおうと今日のところはじたばたせずに午後8時半床に入ることにしました。
昨夜早く寝たおかげで朝の4時に目が覚めてしまいまして親爺はまるで動物園のチンパンジーのごとく部屋の中を行ったり来たり動き回るばかり。
やっと8時半にサンドリンの姿が見えたとき時これでやっと娑婆に出られるという嬉しさといったら他にございません。
予期せぬことで自由が無くなることの不安感を身をもって体験したのでありました。
というより親爺が如何に小心者かということでしょうか。
この季節ブルキナファソは何故こうも暑いのかと当たり前の尽きることの無い愚問を抱きながらの生活をいたしております。
一昨夜日やっと地獄の太陽が沈み冷蔵庫からそれまでペットボトルに入れ冷やしておいた水道水、すなわち「ワガドゥグの天水」を一息に飲み干し体内に潤いを与え今日もよく我慢できたと自己納得をしながら一日の汗を流すべくシャワールームへと赴くわけでございます。
しかし待てよ。
もしシャワーをしているときに誰か侵入してきたら、と思いましてポケットから鍵を出して出入り口の扉を閉め、これで一安心。
暑さでお湯状態になっているシャワーの水は決して気持ちの良いものではありませんがそれでも無いよりはましで濡れた体を扇風機に当てるとこれまた涼しく快適なのです。
ひとしきり涼んでおりますと誰か外でドアを叩く音。
誰かと思って見るとお友達のルイさんです。
鍵を差し込みドアのロックをはずそうと回しますと内部のどこかが引っかかり回りません。
何回か力を込めてまわしますと中が本格的に壊れたのか空回りをしてとうとうロックが外れなくなってしまいました。
と同時にある心配が頭を過ぎり、ルイさんが入って来られないということは自分も外に出られないのでは、ということです。
ブルキナファソでは防犯用にあらゆる窓に防護柵を取り付けてありますので窓からは出ることが出来ません。裏にもドアがあるのですが家の脇の狭い通路には沢山いろいろなものがつんでありまして容易に撤去することが出来ません。
ルイさんが言うことにはもう修理屋は店を閉めているから明日の朝まで待たなければならない、というのでルイさんとは窓越しにお話をしましてお互いに苦笑を浮かべながらそれではまた明日ということで取り敢えずお別れいたしました。
仕方なく途方にくれた親爺は翌朝お手伝いのサンドリンが来るのを待って修理屋を呼んできてもらおうと今日のところはじたばたせずに午後8時半床に入ることにしました。
昨夜早く寝たおかげで朝の4時に目が覚めてしまいまして親爺はまるで動物園のチンパンジーのごとく部屋の中を行ったり来たり動き回るばかり。
やっと8時半にサンドリンの姿が見えたとき時これでやっと娑婆に出られるという嬉しさといったら他にございません。
予期せぬことで自由が無くなることの不安感を身をもって体験したのでありました。
というより親爺が如何に小心者かということでしょうか。