2012年も残りわずかとなりました。
今年も大いに飲み、食い、寝ては動き回った一年でした。
先日ここからから80キロほど離れたyakoと言う町に住むouedoraogoさんから電話がありました。
今度OUAGADOUGOUに行くときに贈り物を届けると言うことでした。
昨日朝7時、玄関をたたく音で目を覚ましドアを開けるとouedoraogoさんは大きな箱を抱え笑顔で玄関に立っていました。
朝早くの訪問なので何時に出てきたのかを聞くと5時に出てきたとの事。
今ブルキナファソは冬で早朝は16度、でもとても寒いのです。
わざわざ朝早くから大変でしたと労いながら重い大きな箱を受け取りあけてみると中にはなんと沢山の山芋。
ブルキナファソに山芋?
親爺は目を疑いながら山芋を見、そしてあまりの嬉しさに心が躍りました。
親爺は山芋のとろろが大好きなのです。
ブルキナファソは数少ない中国ではなく台湾を承認している国ですので台湾の支援事業の一環でyakoで山芋の栽培を初めて以来、もう10年になるそうです。
親爺はouedoraogoさんを丁重にもてなし、お帰りいただくとそそくさと台所へ。
先ず大きな山芋を取り出して、皮をむき、下ろし金で擂り、卵をかけ、ハイ出来上がり。
さて、朝食を頂くとするか。
熱いご飯、いんげんの醤油煮、ポテトサラダ、そして主役は山芋とろろ。
山芋とろろに醤油をかけて、ご飯にかけて、と。
「ズルズルズル~、美味~い!故郷が恋しい~」
ouedoraogoさんの一足早いクリスマスプレゼントの温かい心に触れ、これで今年の締めくくりが出来たと深くうなずく親爺でした。