爆睡中、突然ド突かれてベッドから身体が浮き上がった感じがした。
目を開けた途端、
ガタガタ! ガシャーーン! ゴン! ドンッ! バキッ!
と、一瞬にしてこの世の嫌な音すべてを聞いたような気がした。
起きてキッチンへ側へ向かうと、棚は倒れあれもこれもまき散らかし、
食器棚の戸が開いて食器がぶっ飛んでコッパみじん。
追い打ちをかけるようにキャップが取れて大量の液体せっけんがその上に。
さらには ゴマまでが散らばってたし。。
壁掛けの時計が落ちてこわれ、時間は3時10分で止まってた。
今まで経験のない大きな地震。
何にもできない。立ってるのが精いっぱい。
地震の破壊力ってすごい。たったの1・2分でこんなことになる。
もしかしたら家も崩れ落ちるかもって思った。
おさまった後、
弟、友人等と安否確認。そして15分ほど後に停電。真っ暗。
情報を得るものは携帯電話だ。
しかーし携帯の入ったバッグは割れて散乱した食器の向こう側。
懐中電灯を照らし、1Fからスリッパを持ってきて割れたガラスの上を歩く。
液体せっけんがまき散らかってるのでズルッ!と滑る。オッとあぶねぇ!!
携帯のワンセグで(私の携帯はガラケー)テレビ。
その時ふと思った。
そーいえば昨日、乾電池で充電できる充電器と乾電池の在庫確認したな。。と。
ムシの知らせってヤツだったんだろうか。
偶然過ぎる。
しかしね、携帯TVは画面が小さくて老眼のオバサンは見ずらい。
and すぐ電池がなくなる。
寝るにも眠れないし、片付けるにも暗いし、夜が明けるまで
車の中でTVを見ながら携帯&タブレットの充電をしてた。
明るくなり、あっちの部屋、こっちの部屋、なにかしらくずれて散らばってる。
とりあえずはキッチン側何とかしなくちゃね。
液体せっけんが最悪、ベトベト、ズルズルで割れたガラスにへばりつく(泣)
モップと雑巾(タオル)とキッチンペーパーと充電式掃除機2台で
夕方までかかって何とか通れるようにした。
不幸中の幸いというか、お水も出るし、都市ガスも使える。
食べ物も大丈夫。たらふくある。
冷凍庫もたっぷりの氷と大きな保冷剤でクーラーボックス化してる。
以外と溶けないもんだね。
そして真っ暗な夜。
信号も消えてるのに、車はフツーに走ってる。
救急車、消防車、パトカー、ヘリも飛びまくり。
こんなでも、外に出て空を見ると星がいっぱい。
札幌の空もこんなに星が見えるんだとチョット感動。
アロマキャンドルと、100均で買ったLEDライトで夜を過ごす。
ここで、タブレットで情報得ようとしたけど、繋がらないのだ、ドコモの回線(無線だけど)。
TVではなんちゃらのホームページでご確認くださいとか言ってるけど、
これじゃ無理だろ。
携帯の充電も無料で行ってます、この場所でって、
バスも地下鉄も電車も動いてないのにそんなとこまで
どーやって行くんだよ。
電気がないと生きてはいけないんだなと強く思った次第でした。
冬なら即、凍死。
ちなみに電気は弟、いとこ、友人のところより丸1日遅れて
次の日の18:30頃回復しました。
以上、長くなりましたが、今のところ、
食器が半数以上ダメになってしまったのと
CD、DVDが液体せっけんに浸かり、数十枚ダメになってしまったのと
洗濯物干しが上から落ちてきたもので潰され、砕け散っただけで済みました。
ウチはこんなもんで済んだけど、大変な目にあってる人たちたくさん。
がんばろーね!