物欲 日記

買ってきた モノ への、泣き、小言、妄想、言い訳など。
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車遍歴 2 台目 その 1

2025年01月27日 06時14分33秒 | エッセイ風

車遍歴 2 台目 その 1
 
1990年 サバンナ RX-7(FC-3S) GT-X 後期型 MT:
1989年 サバンナ RX-7(FC-3S) GT-X 前期型 AT:その 1その 2
免許取得:その 0

> ある日ディーラーに行ったら、カタログを見せられた。今度、マイチェンが出ます。
 
マイチェンというのは正しくなく、実際の MC は前年の 89 年 4 月に行われていた。それ以前を前期、以降を後期と称している。営業に紹介されたのは、その MC 車の 90 年モデル。最初の車を、まだ 1 年(登録から 2 年目)しか乗っていないのに買い替えたくなったのには、大きな理由があった。それは AT 車だったこと。とにかく急激にクルマの知識を詰め込んで、実は自分が乗っているのがロータリーエンジンという少し尖った部類のスポーツカーであることを知り、MT ではないことへの うしろめたさ ではないのだが、これでいいのかという思いがあった。
 
カタログで、前期との違いを研究した。馬力が 20 馬力もアップしている(今乗っている 185 馬力も使いこなせてないのに)。ダンパーが 3 段切り替え式から固定になっている。しかも以前のアンフィニに使われていたもの(アンフィニのパーツか!←ミーハー)。ホイールが 15 インチから 16 インチに、タイヤも 60 から 55 に変更(大きいことは良いことだ ←ミーハー)。MC なので外観は大きくは変わっていない。モールがボディ同色になったり、テールランプが角形から丸めになったとか。グレードは先代と同じ GT-X にした。オーディオはカブリオレと同じBOSEが採用されている。いいじゃん。
 
そして発売日に新車はやってきた。色は黒。(・∀・)イイネ!! 担当営業が、ちょっとオドオドしている。なんじゃろ。後で聞いたら、ドアの取っ手の下あたりが少しへこんでいたそうな。営業所に戻って他の車をみたら、同じだったので安心したのだとか。プレスの都合かもしれないが、ほとんど見えないので言われないと気が付かなかったのに。30 年以上前なのに、意外とこんなことも覚えているもんだ。
 
納車以降は、それはもう走りまくった。初めての新車。慣らし運転とか、あっという間だ。同時期に買った方が高速を往復して、1 日で 1,000 キロ走ったとか聞いたけど、それで慣らしになるのかしら。なーんて、楽しい!
 
教習所以来、1 年ぶりのマニュアル車なのでシフトに慣れるまで初心者マークを付けることにした。今は違法ではないとされているが、当時は「1 年過ぎて付けたら違反」という声もあった。が、そんなことは言ってられない。周りにご迷惑をおかけするかもしれないし。実際、乗り始めのころ、飛び出してきた車がいて急停車したらエンストとか、ハズイこともあった。でもまぁ、すぐに慣れたけど。
 
乗ってすぐに気が付いたことがある。前期型に乗っていて、ここは直したいと思ったところが後期型では改善されていた。最大の違いは、ステアリングのフィール。前期型は 1 年間乗ってハンドルを取られたことが 1 回しかなかった。そのくらいフニャフニャというか、ロードインフォメーションが伝わってこない。が、後期型は直付けか!と言いたくなるくらいタイトだった。次にダンパー。心地よい固さ。さすがアンフィニ仕様。そして AT と MT のパワー感の違い。ロータリーエンジンは低回転時のトルクが極端に薄い。故に、AT 車で(例えば信号スタート時に)アクセルをべた踏みしても、しばらくは加速しない。ちょっとかったるい。MT の場合はクラッチ滑らせ気味に回転数を上げてつなげば、それなりに最初から加速する。いずれにしても、90 年モデルの GT-X は、初心者にはもったいなすぎるほど良く走るヤツだった。
 
続く。
 
 
 



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