Twitterで役立ちそうなアドバイスを見つけたのでシェアします♪
訪問診療医の田代医師は昨年の緊急事態宣言時にTVでも取り上げられたプロフェッショナルです。
(出典:ひたな在宅クリニック山王 訪問診療医 田代和馬氏のTwitterより)
(以下、引用)(注)60歳未満&60歳以上でも基礎疾患なしの人
今のところコロナ相談の大多数は若い人で、
①熱が下がらない
②喉が痛い
③咳が止まらない
④食事が喉を通らない
という相談が多いです。
低リスク者で、酸素飽和度が96%以上かつ意識がよければ下記のアドバイスで経過を見ることがほとんどです。
①発熱
“数字そのもの”に神経質にならず、“しんどさ”に重きを置くようにしましょう。
熱があってもしんどくなければ解熱剤は必要ありません。
逆に微熱でもきつい時は解熱剤を服用してみましょう。市販薬もよく効きます。
寒気がある時は葛根湯や麻黄湯を飲んで体を温めると不快感が軽減しやすいです。
②咽頭痛
これも症状が辛い時は鎮痛剤を内服することで、症状改善を図れます。
喘息やアレルギーなどが問題なければ、イブプロフェンやロキソプロフェン、アスピリンなど抗炎症成分を含有するものの方が、アセトアミノフェンより効きやすい傾向があります。
③長引く咳
感冒後咳嗽(がいそう)と言って、治癒後も咳が長引くことがあります。実は、、、咳止めはほぼ効きません!
“時間”が最大の薬です。
夜間強まり寝苦しくなることがありますが、日を追うごとに良くなります。うつ伏せが効くこともあります。症状によりステロイドを検討することもあります。
④食思不振
経験上、点滴や入院を要するほど食べられない方は少ないです。
無理のない範囲で水分やゼリー系のものを摂取できていれば、ひとまず大丈夫です。
水分はごくごく飲むよりも、OS-1などを少しずつ、”粘膜に馴染ませるように飲む”と良いです。
多くの場合発症から5-7日間たてば、熱や咽頭痛、倦怠感は良くなっていきます。
『諸症状は薬を飲んだからと言って一発で症状が消えるわけではなく、時間と共に軽快すること』をご理解いただくのが大切です。
呼吸状態に注意しながら無理なく内服や食事をしながら療養されて下さい。
早速、スマホで写しました。
何者かが少しでもわかると、安心できます。^^
とても分かりやすい説明ですよね。
僕も解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンがベストかと思っていましたが、そうでもないとわかって勉強になりました(^_-)-☆