昨日の夜、電話した時には「お金がない・・どうしたらええ?」
と弱気なお袋だったが、
今朝、電話すると、のっけから
「私の年金通帳を盗んで全部使って私に死ねと言うことか!」
と強い口調で言われた。別人格のお袋に変容していた。
認知症は「怒り」や物がなくなると「盗まれた」などという
言動が頻繁になると聴いてはいたが・・
これ程、辛いことはない。 お袋が辛いのではない、
私が辛いのだ。まったく自分のことしか考えられなくなって
いる自分に嫌悪を感じるが、 これが今の正直な気持ち。
例え妄想であっても、彼女からすれば信頼していた息子に
裏切られたのだから無理はない。
私がそれを否定すれば、彼女を否定することになる。
肯定すれば、私が盗んだ事実が彼女の中に残る。
取り敢えず、電話では話にならないから、帰って話をする
ことにしたが、今の気持ちのままで帰りたくないし、
彼女に電話することが恐くなった。
私がお袋を受け入れていないのだ。
「どんなかたちでもいいから、お袋に入院してほしい・・」
「私の観えないところに行ってほしい・・」
こんなことを囁く鬼が私の中にいる。
「このまま逃げてしまえ!」と鬼は、度々私を誘惑する。
私に乗り越えろと試練を与えてくれるのはいいが、
「私はそれほど強くない!」などと考えると
すぅ~っと気力が失われていく・・
気を持ち直して
U理論の実践とセルフコーチングをしてみた。
現状の自分を素直に受け入れ、他者の目玉で私を
観て、感じるように務めた。何も湧き出てくるものはないが、
私自身を応援することはできた。
もう少し踏ん張ってみるか・・
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