おはようございます♪
実家の倉敷に帰っていました。
今回の主な目的はお袋の認知症の精密検査。
認知症になってはいるものの
医学的にはっきり検査したわけではなかったので
物忘れ外来がある専門の病院で受診しました。
胸部レントゲンに始まり
頭部MRI→血液検査→心電図→脳波→
記銘力検査など半日掛かりで
さぞ、お袋も疲れたと思いきや
「楽しい旅行をさせてくれてありがとうよ」と
思わぬ言葉が彼女から返ってきた。
彼女にしてみれば、病院の行き帰りで
昔、自分がバイクで通った道や風景を思い出しながら
私と話した昔話が、楽しい旅の思い出となったのだろう。
私は敢えて否定しなかったが、
安堵の気持ちとやりきれない切なさが入り混じって
何とも言えない気持ちになった。
肝心の検査の結果は、
海馬が痩せるタイプのアルツハイマーとのこと。
現段階では治すより進行を遅らせることしかできない病気。
進行の症状は、日時の感覚がなくなり
続いて自分の居場所が解らなくなり、
最後は話している相手が解らなくなるそうだ。
先生のアドバイスは、
一人暮らしができなくなる残された時間は
個々で違うが、いずれ先には施設に入ることを
今から考えていた方が良いとのこと。
自宅が一番好きだった彼女には
できれば最後の最後まで実家で暮らしてほしい・・
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