女性はいくつになっても「女」
今日はお袋の白髪染めに
付き合っています。
髪が半分以上が真っ白になっている
お袋を初めて見た。
あぁ、こんなに年を取っていたんだ
・・・・・・
とつくづく思うところ。
美容院の椅子に座ると、
「まぁ~こんなになってたん」
と自分の姿を鏡で見て
子供のような笑顔をしている。
認知症の介護は大変だけど、
当の本人は分らないからいいよね~
なんて世間は言いますが、
私はそうは思わない。
一分前の感情が消える
それは、
アイデンティティーがなくなること。
自分は何のために存在するのか
自己を自己として確信できなくなる。
私だったら死ぬほどコワイ!
それでも、
本人は分らないから幸せだろうか・・・
いやいや、
本人は分かっているが
受け入れられないだけだ。
受け入れられないから
他者に怒りをぶつけたり、徘徊したり、
ただ寝るしかないのです。
寝ている時だけは
元気だった頃に戻れるのです。
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