こんにちわ♪
先日、あるカウンセラーの女性と
お互いの仕事について話しました。
彼女のクライアントさんは、
男性が多い職場で働く女性が多く、
男中心の職場で仕事をしていると、
様々なストレスや問題を抱えるそうです。
彼女はカウンセラーを始めて
4年ちかくなるそうですが、
本人も、ある悩みを抱えていました。
その悩みというのは、
クライアントさんに言っていることを
自分が実行できていない自分に
自己嫌悪になっているのです。
私自身も
彼女の悩みに共感するところがあり、
自分のことを話してみました。
私は以前、建築事務所を経営し、
店舗デザインや建物の設計に携わり、
建築コンサルタントをしていました。
クライアントさんに
プロとしての知識や情報を提供し、
適切なアドバイスをするのが仕事だったので、
もし、実家の新築やリフォームをする際には
これまで私が培ってきた経験を十二分に
発揮しようと常に思っていました。
数年前、入院していた親父の介護を
自宅でするようになったので、実家の
リフォームをすることになったのです。
ところが、
その頃、私の仕事が忙しかったのもあり、
実家にいるお袋に適当なアドバイスをしただけで
設計はおろか現場管理すらしなかった結果、
専門家の息子がいるとは思えないような
中途半端なリフォームになってしまいました。
よく言う紺屋の白袴です(笑)
何故、普段の仕事と同じように
実家に関わることができなかったのか、
後ですごく後悔したと、彼女に話していると、
突然、彼女自身が、
「あぁ~ そういうことかぁ!」と
自分で何かに気付いたのです。
コーチングでは
「答えは自分の中にある」と言いますが、
まさにそれのようです(笑)
彼女が気付いたことを聴いてみると、
私(彼女)は完全主義者なので
クライアントさんには強要しませんが、
自分自身には厳しいようです。
完璧な人などいないのを理解しながら、
私は無意識のうちに自分を100%に
近い状態にもっていくようにしていました。
しんどくなってくると、立ち止まり
継続できず中途半端になる不安が、
よけいにその場から動けなくなってしまう。
そんな自分にできないことを
クライアントさんにアドバイスすることに
嫌悪感を抱くようになっていたので
自分ができなくても、
クライアントさんと一緒にできるように
なれたらいい。
と思うようにしたら
気が楽になったと言っていました。
その後、彼女がどのように
変化したのか聴いていませんが、
完璧にできない自分を許せたら
自己嫌悪感はなくなっているかも知れません。
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