今回はLiTimeの 3000W ハイブリッドインバーターのご紹介。
ハイブリッドインバーターとはソーラーパネルやバッテリーなどから得た直流電力を交流電力に変換する機器で、ソーラーコントローラーとDC-ACインバーターとバッテリー充電器を一台にまとめたもので以下の機能を有する。
太陽光パネルで発電した電力を交流電力に変換する
余剰電力をバッテリーに蓄える
バッテリーから電力を供給する
電力網から電力を引き出す
グリッドとの連携を容易にする
ハイブリッドインバーターはちょっと大き目な箱に入って届いた。
リチウムバッテリーは重いけれどこれはそれほどでもない。
開封すると、一番上には製品マニュアル。
相変わらずLiTimeのロゴは大きいね。
添付の取扱説明書と付属品
ハイブリッドインバーターとしての能力はAC100Vで3KWの出力で寸法は423×336×124mm。
重量は丁度 10kg程度。
ハイブリッドインバーターの仕様は以下のとおり
ソーラーパネル入力
稼働電圧範囲 :60V~145V
推奨稼働電圧範囲:60V~115V
最大電力 :4200W
最大入力電流 :50A
MPPT出力
最大電力 :4200W
充電電流範囲:0A~80A
充電効率 :>94%
バッテリー入力
公称電圧 :48V
電圧範囲 :40~60VDC 端子:M6
バッテリー:リチウム、鉛蓄電池
AC入力
電圧範囲:100VAC ± 10%
電流範囲:0A~40A
周波数 :50Hz/60Hz(最初設定は60Hz)
側面には仕様が書かれたシール。
保護機能もある程度充実しているが、ハイブリッドインバーターは誘導雷に弱いのが気になるところ。
インバーターの設定はLCDスクリーンを見ながら操作ボタンで行う。
最初はパラメーター設定に時間を要するが一度設定すると後はそうそう触ることもない。
機器への配線の出入りは底面から。
内部は意外にガランとしたもので、48Vのハイブリッドインバターなので配線も12V系に比べると細い。
下側に入出力端子が集中する。
バッテリーからの入力端子
左は皆さんご存じのSRNE社の5KWハイブリッドインバーターだが、外観上は色が違うだけでほとんど同じ。
多分、OEM 供給されたものだと思うが、SRNE社製なら実績もあるのである意味安心である。
使うにあたり、気になるのは仕様で、
ソーラーパネルの入力電圧範囲:60V~145V、推奨稼働電圧範囲:60V~115Vと電圧範囲が狭い。
一般家庭のソーラーパネルの多くは効率を上げるためにパネルどうしを直列につないでいる。
その為、ソーラーシステムの稼働電圧は200V以上が多いが、それには接続できないことになる。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。
↓ ランキングに参加していますのでクリックして応援、お願いします。