今回は、走行充電器を付けたけれど何となくあまり充電してないみたいと、旅の帰りに寄り道したキャン友さん。
車はナッツのCREAで、以前に自分でリチウムバッテリー工事を行ったもの。
鉛バッテリーからリン酸鉄リチウムに替えてしばらく使っていたが、効率を上げて満充電にするためにRENOGYの走行充電器を取付けた。
テーブルは使わないでフラットにしてゴロゴロできるように使っている。
バッテリーは、セカンドシートとサードシートの間の床に300Ah×2で600Ahが設置されている。
最近は皆さんエアコンの使用を考えてか、大容量バッテリーを設置する傾向にあるが、そうなるとバッテリーを置くスペースが問題になる。
バッテリーの動作状況を見るのは、ボトロニックのバッテリーモニター。
これでバッテリー電圧を確認すると13.2Vでバッテリーの残量は半分以上ある。
エンジンを掛けて、走行充電器の動作をチェックしたが、ほとんど充電しない。
えっ、 何で?!
ソーラーからの充電も全くされてない状態。
ソラーコントローラーとバッテリーの間にもブレーカーが欲しいね。
配線がごちゃごちゃしていて、見ただけではよく分からない。
どうして充電できないか色々考えたが、バッテリー電圧を測ってみたら、14.3Vですでに満充電状態。
ごちゃごちゃした配線をたどっていくと、バッテリーモニターのシャント抵抗の上側に接続されていた。
上側はバッテリーのマイナス端子だけに接続するはず。
画像は配線をやり替えた後のもの。
そのせいで下側は団子状態になっているが、回路的にはこれが本来の姿。
さらにバッテリーモニターの電源をメインバッテリーからだけとなっていた。
今回、「走行充電器がうまく動作してないようだ。」という疑問はバッテリーモニターの接続間違いによる表示エラーが問題だった。
走行充電器のマイナスラインは入出力側ともシャント抵抗のバッテリーと反対側に接続。
バッテリーモニターの電源をサブバッテリーにつなぎ変えた。
配線をやり替えてきちんと表示するようになった。
RENOGYのREGOシリーズは、Bluetoothで色々なデータを読んだり設定を変更できるので、スマホにアプリを入れて使えるようにすると便利。
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