うちのキャンカーにはBS放送受信ように自動追尾とパラボラアンテナの2つを載せている。
普段は自動追尾が便利だが、もう古くて時々追尾しなくなる。
もう一つは主に電波が弱い北海道で使うために用意しているパラボラだが、最近アンテナを回すローターの動きが悪い。
下手をするとBS放送が見れなくなるので、ローターをオーバーホールしようと思い立つ。
このパラボラアンテナは室内からスイッチでモーターを回して方向を変える。
1回転するのに1分程度要するがテレビを見ながら映像が映ったところで止めればOK。
雨の日などにはかなり便利なアイテム。
このモーターは元々がテレビのアンテナを回すもの。
今では製造終了品で手に入らない。
ハム無線用のローターは色々あるが、どれもキャンカーに載せるにはチョット大きい。
中の構造は減速ギアとモーターだけの簡単なもの。
注意点としては、ベアリングがたくさん入っているので紛失しないようにすること。
上がギヤボックスで1回転して止まるストッパー付。
下側に入っているのは30VのACモーター。
途中で止まる原因を探索中。
ギヤが掛けているのかと思ったが、そうでもなさそう。
モーターシャフトの移動量が多すぎるので制限する。
ギヤハウジングを分解して引っ掛かるところを探す。
モーターは手で回して引っ掛かるところはなかったが、一応分解。
あれっ? ローターに薄くキズが見えるぞ。
よく見ると小さな金属片が付着しているのを見つけた。
犯人はこいつかも。
ローターだけでなくステーターも掃除。
モーターを組み立ててテストしたらようやくスムースに回るようになった。
組立ててキャンカーに取付けたら以前に比べてかなり静かになった。
それでもたまに少しガリ音がする。
きれいに掃除したつもりだったが、まだ金属片が少し残っているかもしれない。
またこれでどうにか以前のように使えるようになった。
↓ ランキングに参加していますのでクリックして応援、お願いします。