変なカメラ好きの写真に溺れる日記。

気まぐれな機材で色々な被写体を追いかけて全国津々浦々。2020年から熊本を拠点に活動しています。

さようなら EOS 1D markII

2017-02-21 23:04:43 | Canonな話





 さて、最近忙しすぎてブログの記事を書くこともしていない管理人です。つい1週間ほど前のことなのですが、サブのサブ機で頑張り続けていたCanon EOS 1D markIIとお別れしました。いろんな縁もあり、とても破格の値段で転がってきたこのカメラ。以前は報道関係で使われていたようで、外観から酷使されているのが見受けられました。センサーにもシミが残っており、絞っての撮影はできないというカメラだったので、とあるカメラ屋さんで異常な値段で買わせていただきました。(最近、そのお店が無くなってしまいました・・・)
 今の操作系からは考えられないぐらい使い勝手の悪いこのカメラ。まだまだフィルムが出回っていた時代のカメラであるので、液晶で画面を確認するということを考えていなかったんでしょう。液晶の操作はすべてボタンを押しながらでないという仕様いなっていたり、プレビューを表示していてもF値やシャッタースピードを変えれるという仕様になっていました。EOS7Dをメインで使用していた僕にとっては衝撃的な操作系でした。驚いたのはCanonのサービスセンターに持っていた時、受付の人でさえ操作ができなかったことですね(笑)少し年配の人に対応していただくことになったのも僕のなかでは思い出だったりw
 古いカメラであるので画素数が少なく、AFもさすがのプロ機と思わせてくれるほど優秀でしたので記録用などでたくさんシャッターを切りました。ボディキャップに穴を開けて、ピンホールカメラ風にしたりした時もこのEOS 1D markIIを使用しました。なんやかんや、カメラをたくさん使う癖のある自分にとっては最高に安定感のあるサブ機で、依頼撮影などでめちゃくちゃ活躍してくれました。腐っても鯛、10年以上経った今でも凄い性能を見せてくれました。
 このカメラは僕が購入した時よりももっと破格で後輩に譲られたわけですが、壊れるまで使って欲しいですねぇ・・・

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