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ほめたたえよう 清いおとめ マリアを(聖エフレム)2-3

2019-07-08 02:05:54 | 聖母讃歌
『ほめたたえよう 清いおとめ マリアを』聖エフレム原作、デルコル神父、江藤きみえ 共訳・編

◆2-3、マリアの偉大さの泉

第3考察 エゼキエルの予言

 つぎに、聖エフレムは、エゼキエルの予言を引用してそれは、マリアに実現したといっています。

「それから、かれは、東にむかっている神殿の外の門に、ふたたび、わたしをつれていった。その門は閉じていた。かれは、わたしに、こう説明した、「この門は、閉じていなければならない。開くことはない。だれも、ここを通ってはならない。閉じたままにしておく。ここは、イスラエルの神、主がはいられたところだからである」(エゼキエルの書44:1-2)。

 エゼキエルがみた象徴的な神殿の、この閉じた門は、昔から、マリアの終生処女性の象徴として解釈されてきたのです。

 聖エフレムは、うたっています。

⑨ さすらいのとき、エゼキエルは、予言者のまなこにうつったダヴィドのむすめ、アリアをみて、神のいぶきをうけた示しのなかに、偉大なおとめの姿を、あきらかに、えがきだしておりました。

⑩ カルデアの国にながされた予言者は、こうしてマリアの姿を、うつしだし、予言者たちのまきものに、おさめ、聖書に、記述をのこし、保存しました。のちの世の、よむ人々が、なるほどと、偉大な奥義を、さとるようにと。

⑪ 神のやかたのとざされた門を、みせてから、主は、予言者にむかって、おおせられた、

「この門は、閉じたままに、しておく。ここは、主がはいられたところだからである」と。


祈り 「全能永遠の神よ、あなたは、光栄あるおとめおん母マリアの身と霊を、聖霊の協力によってととのえ、おん子にふさわしい住いとされまし加おん母を記念してよろこぶわたしたちを、せまっている災難と、永遠の死から、そのねんごろな取りつぎによって、お救いください」(典礼)。

決心 マリアのみことばをくりかえしましょう、「わたしの魂は主をあがめ、わたしの精神は、救い主である神によって、よろこびおどっています」。



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