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志村辰弥神父著『天国について ー カトリック教会の教え』
◆13、肉体のよみがえり
天国に入るのは、今のところ、救われた人々の霊魂だけですが、神のご計画では、いつか霊魂と体とあわせた完全な人間が、天国に入ることになっています。すなわち、人はみんな死ぬのですから、まず、世の終わりに、キリストのおん力によって、すべての人の肉体がよみがえらなければなりません。善人は天国の永遠の幸福をうけるために、悪人は地獄の永遠の罰をうけるためです。
カトリック教会のカテキズムの中に、次のように記しています。"肉体のよみがえりを信じます"。
[988]キリスト教の信仰宣言は、父と子と聖霊にまします唯一の神と、その創造のみわざ、救いのみわざ、聖とするみわざに対するわたしたちの信仰を宣言します。信仰宣言の最高点は、世の終わりにおける死者のよみがえりと、永遠の命を宣言することにあります。
[989]キリストが、実際に死者の中からよみがえって永遠に生きておられるのと同様に、義人たちも死んでから、よみがえったキリストと永遠に生き、キリストは最後の日に義人たちをよみがえらせるだろうと、わたしたちは、かたく信じ、かたく希望しています。(ヨハネ6・39-40参照)。キリストのよみがえりと同じように、わたしたちのよみがえりも、至聖三位一体のみわざです。
「イエズスを死者からよみがえらせたお方の霊が、あなたたちに住むなら、キリスト・イエズスを死者からよみがえらせたお方は、あなたたちに住む霊によって、あなたたちの死の体をもいかしてくださる」(ローマ8・4)(1テサロニケ4・14。1コリント6・14。IIコリント4・14。フィリッピ3・10-11参照)。
[990]肉体という用語は、人間の弱い、そして死ぬへき状態を示しています(創世の書6・3。詩編56・5。イザヤ40・6参照)。
肉体のよみがえりとは、死んでのち、不滅の霊魂だけが残るということではありません。それは、わたしたちの"死の体"(ローマ8・11)もよみがえることを意味しています。
◆13、肉体のよみがえり
天国に入るのは、今のところ、救われた人々の霊魂だけですが、神のご計画では、いつか霊魂と体とあわせた完全な人間が、天国に入ることになっています。すなわち、人はみんな死ぬのですから、まず、世の終わりに、キリストのおん力によって、すべての人の肉体がよみがえらなければなりません。善人は天国の永遠の幸福をうけるために、悪人は地獄の永遠の罰をうけるためです。
カトリック教会のカテキズムの中に、次のように記しています。"肉体のよみがえりを信じます"。
[988]キリスト教の信仰宣言は、父と子と聖霊にまします唯一の神と、その創造のみわざ、救いのみわざ、聖とするみわざに対するわたしたちの信仰を宣言します。信仰宣言の最高点は、世の終わりにおける死者のよみがえりと、永遠の命を宣言することにあります。
[989]キリストが、実際に死者の中からよみがえって永遠に生きておられるのと同様に、義人たちも死んでから、よみがえったキリストと永遠に生き、キリストは最後の日に義人たちをよみがえらせるだろうと、わたしたちは、かたく信じ、かたく希望しています。(ヨハネ6・39-40参照)。キリストのよみがえりと同じように、わたしたちのよみがえりも、至聖三位一体のみわざです。
「イエズスを死者からよみがえらせたお方の霊が、あなたたちに住むなら、キリスト・イエズスを死者からよみがえらせたお方は、あなたたちに住む霊によって、あなたたちの死の体をもいかしてくださる」(ローマ8・4)(1テサロニケ4・14。1コリント6・14。IIコリント4・14。フィリッピ3・10-11参照)。
[990]肉体という用語は、人間の弱い、そして死ぬへき状態を示しています(創世の書6・3。詩編56・5。イザヤ40・6参照)。
肉体のよみがえりとは、死んでのち、不滅の霊魂だけが残るということではありません。それは、わたしたちの"死の体"(ローマ8・11)もよみがえることを意味しています。