私の好きなカトレヤの1つです。今年は上手く開花しました。昨春、植替え(鉢増し)しましたが1次、2次と成長しました。1次は空シースでしたが2次が2月中旬に2輪花で開花しました。品種登録は1968年ですから53年前(半世紀以上前)です。業者さん(FN)のカタログを調べて見ますと国内での販売(MC苗)は品種登録から9年後、1977~1978年版で紹介されていました。花形は現在の整形花に比べますと劣りますがリップが大きく、黄目が入りペタルの色彩(クサビ)が遠くからでも目立ちます。
Rlc. Peggy O'Neill ' Royal Lady ' FCC/JOS (株No.1182-No.3)
一昨年、株分けしました。株が回復途中の為、実力を発揮していませんが数日前に1輪花で開花しました。1輪花なのでフラットに開花しました。根張りが良く、強健個体ですが新芽の成長には注意が必要です。堅いので成長途中、無理に矯正すると折れてしまうことがあります。FCC花なので交配に用いていますが残念ながら親を超える花はほとんど見かけません。兄弟個体を幾つか育てましたが ' Royal Lady ' FCC/JOSを超える個体は無さそうです。
一昨年、株分けしました。株が回復途中の為、実力を発揮していませんが数日前に1輪花で開花しました。1輪花なのでフラットに開花しました。根張りが良く、強健個体ですが新芽の成長には注意が必要です。堅いので成長途中、無理に矯正すると折れてしまうことがあります。FCC花なので交配に用いていますが残念ながら親を超える花はほとんど見かけません。兄弟個体を幾つか育てましたが ' Royal Lady ' FCC/JOSを超える個体は無さそうです。
C. trianae ' No.1900 ' (株No.1900)
今年も開花しました。昨年は1次、2次と成長し1次の方が2月上旬に2輪花で開花しました。2次のほうもツボミがかなり成長しています。鉢を置いている場所は温室内でもかなり直射日光が当たる場所です。株全体は焼け、薄茶緑色となっています。かなり強健個体と思います。育てるには割と楽な個体です。元々は業者さん(FN)の実生未開花苗を安価で購入しました。元々のラベルは鉛筆走書きでC. trianae concolor x sib. ' Rebiana ' x ' Zullo ' と記載されていました。C. schroederae に似ていますが少し整形花です。また、香りが有りません。
今年も開花しました。昨年は1次、2次と成長し1次の方が2月上旬に2輪花で開花しました。2次のほうもツボミがかなり成長しています。鉢を置いている場所は温室内でもかなり直射日光が当たる場所です。株全体は焼け、薄茶緑色となっています。かなり強健個体と思います。育てるには割と楽な個体です。元々は業者さん(FN)の実生未開花苗を安価で購入しました。元々のラベルは鉛筆走書きでC. trianae concolor x sib. ' Rebiana ' x ' Zullo ' と記載されていました。C. schroederae に似ていますが少し整形花です。また、香りが有りません。
C. trianae var coerulea ' Azul de Medellin ' (x self) x C. trianae ' No.1656 ' (株No.2349)
株が大輪系カトレヤと見間違えるほどの大形で花形が良いC. trianaeを作ろうと思い交配して見ました。一昨年あたりから初花が開花し始めましたがこれまで全てハズレです。この個体は2月上旬に初花が開花しました。この個体も処分しようかと思いましたが既に10個体以上の個体を処分しましたので1つくらいは残そうかと言う気になり写真を撮りました。リップ先端に広がる赤紫色が少し目立ちます。
2012年1月26日:交配 2013年2月10日:播種 その後の記録は無し 2021年2月上旬:初花が1輪花で開花した。交配から初花開花まで9年を要した。まだ、兄弟株がありますがほぼ同じような花が開花するものと思われます。
株が大輪系カトレヤと見間違えるほどの大形で花形が良いC. trianaeを作ろうと思い交配して見ました。一昨年あたりから初花が開花し始めましたがこれまで全てハズレです。この個体は2月上旬に初花が開花しました。この個体も処分しようかと思いましたが既に10個体以上の個体を処分しましたので1つくらいは残そうかと言う気になり写真を撮りました。リップ先端に広がる赤紫色が少し目立ちます。
2012年1月26日:交配 2013年2月10日:播種 その後の記録は無し 2021年2月上旬:初花が1輪花で開花した。交配から初花開花まで9年を要した。まだ、兄弟株がありますがほぼ同じような花が開花するものと思われます。
Rlc. R. Nayayama ' Okayama ' x Rlc. Navigator ' Ten Years After ' (株No.2350)
この交配の初花が数日前に1輪花で開花しました。なんと2.5B鉢で開花です。ツボミが大きくなるまで気が付きませんでした。
2013年3月16日:交配 2013年9月10日:播種 その後の記録は無し 2021年2月11日:初花が開花 交配から初花開花まで約8年を要した。兄弟株の中には既に4B鉢まで大きく育った個体もありますが未開花です。この組み合わせは大きく育つ個体と今回品のように大きくならない個体に分かれているように思われます。今回品は株が小さい割には整形の大きな花と感じます。リップに黄斑はありませんが周囲に乳白色のフリルがあります。しばらく育てて見て数年後に再評価しても良いかと思います。
この交配の初花が数日前に1輪花で開花しました。なんと2.5B鉢で開花です。ツボミが大きくなるまで気が付きませんでした。
2013年3月16日:交配 2013年9月10日:播種 その後の記録は無し 2021年2月11日:初花が開花 交配から初花開花まで約8年を要した。兄弟株の中には既に4B鉢まで大きく育った個体もありますが未開花です。この組み合わせは大きく育つ個体と今回品のように大きくならない個体に分かれているように思われます。今回品は株が小さい割には整形の大きな花と感じます。リップに黄斑はありませんが周囲に乳白色のフリルがあります。しばらく育てて見て数年後に再評価しても良いかと思います。