Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

少年ジャンプ44号感想

2005年10月03日 | マンガ
「べしゃり暮らし」森田まさのりの新連載。舞台は関東だと思われます。ふだんの会話は関西弁じゃないのにギャグを言うときには関西弁というのが不思議、お笑いやるなら関西弁ってことですか。たしかにこちらのほうじゃちょっと面白い子は、大きくなったら吉本に行けと言われます。でも無理に関西弁使うこともないんじゃないでしょうか。絵柄は前と同じなのに、「お笑い」がテーマで、ストーリーに反して絵が重たく感じます。人物の配置などベテランらしくうまくこなれていますが、お笑いをマンガで読むとあんまり面白くないんじゃないか・・・と言うのが今回の感想です。

「ムヒョ」絵がますますジョジョっぽい。1P目のなんか重ちーのハーヴェストかと思いましたよ。ママの内職が一時間あたり300円、10時間やったら3000円、3日分で9000円と計算すると、リコちゃん人形は法外に高いですね。タカラのリカちゃんくらいなら1580円ですよ。なんか調べてみたら1万円もする銀座リカちゃんもあるそうですが。
http://www.takaratoys.co.jp/licca_chan/news.html

「ネウロ」表紙のヤコちゃんがケーブルニットのワンピースとキャスケットでかわいいですね。列車は「銀河鉄道666」ですか、まがまがしい魔界行きになっております。本編は腐蒲温泉と、地獄行きとあんまり変わらないようなものすごい名前の温泉です。吾大くんがまた登場して悲惨なことになってます。おにぎり残量メータ4で二日間しのげってか。「パチンコ等価交換」「誇り高き錬金術師達」と言うネタに笑いが止まりません。たしかに鉄を金に変えてるし。

「みえるひと」明神の過去話が出てきましたね。「明神と俺」の写真は何でありましょう。青マルジャンプ版の明神は初代で、今の明神はその死後2代目を継いだと言うことですな。しかし彼は初代を救えなかったことに負い目を持っていると、ふむふむ。しかしこのおんぼろアパートの住人に宣戦布告を告げるかのような来訪者現る!

「切法師」今まで見たことのない仲間が集まった最終回。設定大放出の巻でした。あれもこれもと欲張った設定で、うまくつかえばそれなりに面白いだろうなあとは思わせますが打ち切りでは致し方ない。「旅はまだまだ終わらない」と、ジャンプの定型文で締めたあたり、アオリのセンスもなかったということでした。